広島県の峠を4つに分類し、特色や歴史、そこで出会った人達とのエピソードを織り交ぜ、広島県の歴史資料にもなる一冊。

あの峠を越えて

広島県の二百峠を歩く

大坂 佳照/著

発売日:2017年12月27日

500円(税込)

装幀

カバー/22世紀アート

デザイン/22世紀アート


発行形態:電子書籍

ジャンル:ライフ



広島県の峠を【拡張発展型峠】【生活道型峠】【懐古型峠】【機能喪失型峠】の4つに分類し、特色や歴史、そこで出会った人達とのエピソードを織り交ぜ、広島県の歴史資料にもなる一冊。

 

ー本文よりー

峠のなかには、歩いてはいても、ここに載せていない峠もある。また、住居の関係上、備後地域の峠が十分カバーできなかったのは残念である。

歩いてみて、痛感したことが一つある。国道や県道として残り、大いに繁栄している峠は、もはや人の歩く道ではなく、車のためのより早い通過点として機能しているのみであり、それ以外の多くは、いまや歴史の彼方に消え去ろうとしているかに思われた。そして、本作が、過去を懐しむためだけの、鎮魂の書に終わらないよう、これからもカタツムリのごとき歩みをつづけたいと思っている。

著書プロフィール


大坂 佳照(おおさか よしてる)

昭和16年11月、広島市生まれ。広島市安佐南区在住。

広島県・市立高等学校等に勤務後退職。

平成20年、『広島県の峠を歩く』(文芸社)を出版。

現在も、趣味の峠歩きを続けている。


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コメント: 3
  • #3

    さきちゃん (火曜日, 05 6月 2018 12:54)

    同じ日本なのに、こうして読むと全く異国の地のように思える。その土地のことを深く知ってから訪れると楽しさが倍増する。もしかしてこの本を読んでから広島県を訪れたら、海外旅行よりも手軽に楽しめるのかもしれない。広島のガイドブックにしたい一冊。

  • #2

    ハイビスカス (火曜日, 05 6月 2018 12:52)

    峠を越えて見えてくるものは、果たして何か。地域の人たちの温かさにふれ、景色の美しさに酔い、達成感やすがすがしさ、自分を見つめる過程がよくわかる。偶然出会った人たちの方言に感じるやさしさにじーんときたり、苦労して登った峠の様子に驚いたり。いっしょにのぼってみたいなと、思わせてくれる一冊。車のためのより早い通過点として機能している峠以外は、歴史の彼方に消え去ろうとしているかのように思われたとの筆者の記述があるが、新たな歴史探訪の形として、峠歩きが世の中に広まったらいいなと感じた。

  • #1

    ミニー (火曜日, 05 6月 2018 12:08)

    四国のお遍路参りのように、広島の峠歩きもなかなか惹かれてしまう。地元の人たちの交流もほのぼのしていて、旅のエッセンスになっていて、魅力的。四季折々の景色も楽しめそうだし、現実逃避をするための旅としてももってこいのような。おまけに体力もつきそうだし。新しい旅の形を思わせてくれる本である。