智慧の実践行は道理の発見である。

般若心経日本語訳 :

摘み解説 色紙50撰(余)

松橋 玄光/著

発売日:2017年6月29日

250円税込

装幀

カバー/22世紀アート

デザイン/22世紀アート


発行形態:電子書籍

ジャンル:ライフ


  般若心経は「心の経」と書く通り、多くのお経の中でも特に“心”に重点を置いて唱えられる、宗派を問わず唱えることのできるものである。また、真言宗の開祖である空海の著書『般若心経秘鍵』によると、般若心経とは真言を本質とするお経の一種で、まさに「真実を伝える仏語」である“仏心”によるお経ということになっている。

 

 そこで松橋玄光著『般若心経日本語訳・摘み解説色紙50撰』を精読してみると、般若心経のエッセンスである写経と、“空”という思想、即ち空哲学による思考とによって紡ぎ出された様々な「言葉」が紹介されており、本書を通読することによって、今まで謎でしかなかった般若心経の全貌が非常に明解に理解できるのである。

 

 「人生は 束の間だから 生き甲斐を」という項目には、本書によって「般若心経が庶民化した」と書かれ、般若心経の後半部分が解説されているが、この解説が実に明朗快活で、腑に落ちるのである。

 

 般若心経の解読書や解説書はそれこそ無数に存在するが、松橋玄光氏による『般若心経日本語訳』から垣間見える、決して冗長ではない解説を読むと、小難しい解説書は必要なくなる気がしてくる。何故なら松橋氏にかかれば般若心経という、世間一般では難解とされているお経の本質が、それこそ手にとるように理解できるからである。

 

 私は本書によって、まさに「目から鱗が落ちる」体験をした! それは般若心経とは決して学術的に述べられる類の敷居の高いお経ではなくて、むしろ庶民的なお経なのだということを理解したのである。これが松橋玄光氏の言う「般若心経が庶民化した」の本質的意味であった。

 

 その意味から本書『般若心経日本語訳・摘み解説色紙50撰』は、庶民の視点に立って般若心経を解説した、空前絶後の書物だと思う。

 

文/菊地 道夫

 


著書プロフィール


松橋 健司(ジャンルにより称号を変えています)

昭和7年1月2日、北海道小樽市生まれ。

 

小樽市立量徳小学校、北海道庁立小樽中学校、北海道立小樽潮陵高等学校(男女共学1期生)、国立小樽商科大学昭和30年卒後、合同酒精株式会社に定年まで勤務。

 

会社在勤中出向で私立立教大学院応用社会学修士。

 

(称号:玄光)

文芸書道師範(東京書道教育会免許)

柔道六段(第7回、8回、9回国体に北海道学生の部で3回連続出場)

囲碁六段(得意技:戦略囲碁による一石碁)

諧詩と一字はがきを考案し、現在普及活動に精力的に取組む。また色紙書きも考案し拡販を始める。

 

2016年5月『厄除けに健やか団子』(飯塚書店)出版。

 

(称号:巨山)

書道師範(飯塚書店より下記書籍出版)

『俳句の書き方―俳書マニュアル』  

『短歌の書き方―短歌書法マニュアル』

『川柳の書き方―川柳書法マニュアル』

 

(称号:詩占翁)

文芸書道師範(東京書道教育会免許)

『一字はがき百撰』(文芸社)出版。

『五・七・五の一字はがき百撰〈色紙篇〉』(飯塚書店)出版。

『癌を撫で撫でして綴った一字はがき一〇二撰〈色紙篇〉』(飯塚書店)出版。

『玉音を味わい綴る一字はがき百撰〈色紙篇〉』(飯塚書店)出版。

『厄除けに健やか団子』のCM ソング作詞(詩泉翁)

 


関連


感想を送る


この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。

コメント: 0

新刊お知らせメール