10,000人の作家インタビュー

 

「本を出版してわかったこと」 

 

─豊富な経験を元に描かれる正義と人情 

 

神戸市在住・弁護士/作家

上木 繁幸(じょうき しげゆき)



『交通事故偽装恐喝事件』

女を使った暴力団の卑劣な恐喝事件。

冷静で毅然とした態度で対応する正義感が強い楠木弁護士の活躍。

 

 

『偽装された公正証書遺言書』

兄弟や養子との間の微妙な深層心理、人間模様。

 

 

『地検特別執行班』

地検の検察事務官が逃走中の被告人を逮捕、収監するまでの様を描く。



Q & A


 

○ プロフィールについて

 

ー著者略歴ー

 

昭和10年11月10日兵庫県丹波市柏原町で出生。

 

昭和28年4月神戸地方検察庁柏原支部勤務。

昭和29年3月県立柏原高校(定時制)卒業。

 

昭和32年検察事務官。

昭和34年4月神戸地方検察庁へ転勤。

昭和36年中央大学法学部(通信)中退。

 

昭和40年司法試験第2次試験合格。

昭和41年3月神戸地方検察庁退職。

同年4月司法修習生(最高裁判所)。

 

昭和43年3月司法修習修了。

同年4月日本弁護士連合会に弁護士登録。

 

昭和45年4月神戸市で上木法律事務所開設。

 

 

ー尊敬する作家ー

池波正太郎、大仏次郎、尾崎士郎、城山三郎、野村胡堂、藤沢周平、吉川英治。

 


 

○ 執筆活動を始めたきっかけについて

 

―小説家として活動されるきっかけとなったことについて教えていただけますか。

 

上木:弁護士という職業を通して、様々な人生を目の当たりにしてまいりました。

そこで得たことも多く、また本当に色々なことを経験してきました。

いつしか「この私の多様な人生経験を文章にしてみたい」と思うようになり執筆活動を始めました。

 

また、読んで下さった方たち、特に若い人達のこれからの人生に、何らかの参考になればと考えて小説の執筆をしています。

 


 

 本を出してみて分かったこと

 

ー実際に小説を書き、出版をしてみて感じたことはありますか。

 

上木:誰でも文章を書くことはできます。

その文章を「小説」という作品にして自分以外の人にも読んで貰うとなると、様々な困難にぶつかります。

小説を書くことも、他の分野と同じく一定のレベルに達するには努力と才能が必要なことを痛感いたしました。

 

ただ、本を読んだ人に私の経歴や人生観などを改めて理解していただくことは、執筆して良かったと思える瞬間です。

 

 

ー執筆活動中に起こった珍しいエピソード、もしくはトラブルがあれば教えてください

 

上木:パソコンに慣れていないため操作面で苦労しました。

文章の訂正をする際に、必要な文章を削除してしまったり、文章の前後が逆になったり。

慣れてしまえば、手書きよりも無駄がなく便利でした。

また時代の背景を正確に表現するための、適当な資料を取集することも大変苦労しました。

 

 

 


 

○ 作家としての今後の目標

 

上木:先にもお話ししたように、今まで様々なことを経験してまいりました。

その経験を活かし「何を書くのか」。

これから頭の中である程度の整理をし、よりよい小説を書き続けていきたいと思っています。