「籐・かずらアート作家」 

 

自然素材による造形の追求─ 

 

尾上みち子(おのえ みちこ)



かご・バッグ・ねこのおうち お出かけしよう! 

尾上みち子 (著)

大型書籍:1,728円

 

籐やかずらなどの自然素材で、色々な模様のかごを中心に解説し、ねこのお家や華かご、帽子とスタンド、飾りビンなどが掲載されています。

かわいい挿絵が入りほっと癒され、多種多様な作品がカラフルに見られます。



枯葉Ⅱ 材料 / 籐・山ぶどうの皮
枯葉Ⅱ 材料 / 籐・山ぶどうの皮
みだれあみのだえんかご 材料 / かずら・ミモザ
みだれあみのだえんかご 材料 / かずら・ミモザ

枯葉 材料 / 籐・山ぶどうの皮
枯葉 材料 / 籐・山ぶどうの皮
大樹 材料 / 籐・かずら
大樹 材料 / 籐・かずら


Q & A


尾上みち子(おのうえ みちこ)

 

籐やかずらなどの自然素材による造形を追求し続けている。立体作品および平面でも様々な作品を手がけ、テーマのある作品(躍進、心、和、宇宙、枯葉、温、息吹き、生、悠悠、結、未来…)やオブジェなどがあります。

 

籐・かずら工芸"たまむすび会"主宰

タイ国立シラパコーン大学アートセンター客員教授

ミレー友好協会委員

オルセー世界芸術遺産認定作家

 

1980年 

家事の傍ら独学にて籐工芸をはじめる

1988年

「たまむすび会」を主宰する

1993年

宝塚手工芸展にて宝塚市長賞を受賞する

1994年

全国手工芸コンクールにおいて優秀賞を受賞する

1996年

ハンガリーのブタペストにて第11回日本文化祭に参加出展する

1999年

第17回朝日現代クラフト展に入選する

朝日放送「ワイドABCDE~す」に、かずら編みで出演する

2000年 

淡路花博・ジャパンフローラ2000に出展(テーマ;つる植物との語らい)し 、国際コンテストにて銀賞を受賞する

同花博・ライトオブジェにおいて"きのこの演奏会"で、準グランプリを受賞する

2003年 

パリ 、ルーブル美術館にて開催された「フランス・パリ・美の革命展 IN ルーブル」に、みだれあみのかごを出展し、カルーゼル・ドゥ・ルーブルグランプリとトリコロール芸術平和賞を受賞する

2004年

兵庫県工芸美術展において奨励賞を受賞する

2005年

タイのバンコクにて「アジアにおける日本美術展」に出展し、優秀賞を受賞する

2006年

A.M.S.C.芸術大華褒賞を受賞する

ロシアのサンクトペテルブルグにて「日本ロシア国際芸術文化交流展」に出展し、世界芸術平和貢献賞を受賞する

兵庫県工芸美術展に入選する('97 '00 '02 '03 '05)

はびきのギャラリー(羽曳野市)にて、「籐・かずら展」をする

2009年

芦屋市谷崎潤一郎記念館にて「籐・かずら展」をする

2010年

ギャラリーら・む~にて「かずらアート展」をする('06 '07 '08 '09)

兵庫県展に入選する('98)

2011年

美術屋百兵衛(No.16)兵庫冬号P138~P141に掲載される

「第17回BESTO美術祭東京展」にて、日中韓芸術創造賞を受賞する

2013年

「旧タイ交流美術展覧会」にてサナムチャンドラ・アートギャラリー賞を受賞する(タイ国立シラパコーン大学にて)

2014年

イタリア・グッビオにて、「日本芸術・選抜美術賞展」に出展し、最高金賞を受賞する

2015年

ミレー友好協会展にて、優秀賞を受賞する

ダイアモンドギャラリーにて「たまむすび会本部 第4回籐・かずら展」をする

近代日本美術創作工芸大賞(平成ジャポニスムにおいて)を受賞する

ジャパンアート テイスティング エキスポ2015 INミラノ(イタリア)に出展する

2016年

さんちかホールにて「第12回 たまむすび会 作品展」をする

 

 

尾上みち子アートギャラリーホームページアドレス

http://www.nihonbijutsu-club.com/mo/

 

 

○ プロフィールについて

 

ー幼少期はどんな子供でしたか?

 

体を動かすことが好きでした。川で魚を採ったり、運動場でドッジボールをしたり鉄棒をしたり。

その反面、かぎ針でマフラーを編んだり、レース編みも休み時間にしていました。高校時代はなぎなたをしていました(三段です)。

 

ー何がきっかけで作品を制作するようになったのでしょうか?

 

長女と次女の子育てが一段落した頃、自分の時間が少し取れるようになり、ペーパーフラワーを入れる花瓶を籐で編みたくなり、独学で籐工芸をはじめました。

翔 材料 / 籐・ミモザ
翔 材料 / 籐・ミモザ

○ 作品について

 

ー作品へのポリシーを教えて下さい。

 

籐の緻密さや繊細さの表現をした作品、かずらの大胆で力強い表現をした作品、籐とかずらの融合した作品などで、様々な作品が多種多様にできあがってきます。

 

ーどのような試行錯誤がありましたか?

 

かずらの作品は100%、かずらを使用しなくてはいけないと思って製作しておりました。

しかし、かずらがなくなってしまい、山にもう一度入って採りに行く時間がない時、思いついたのは籐や麻ひもで編めるということでした。そして編みこまれた籐や麻ひもがインパクトになり、素敵な作品になります。

 

ー特に思い入れのある作品を教えて下さい。

 

2000年淡路花博の夜のイベントで全国ライトオブジェデザイン画公募があり、画用紙にきのこを15個書いて送りました。結果は準グランプリ(※グランプリ該当者なし)になり、1ヵ月半位の期間にきのこ大中小とあわせて16個を製作し、会場の浜辺まで車に載せていきました。

7/1~9/3まで展示し夜はライトアップされた「きのこの演奏会」でした。 

きのこの演奏会 材料 / 籐
きのこの演奏会 材料 / 籐

 

○ 思い出に残るエピソードや今後の活動について

 

ー思い出ぶかいエピソードがあれば教えて下さい。

 

四国の「かずら橋」を見に行き、お土産屋さんで「つづらふじ」というかずらと巡り合いました。

地面をはっていてまっすぐで編みやすく神戸の方では、取れないつるでした。

このつづらふじを分けて頂くようになり、2003年のフランスパリの美の革命展に出展することができ、その「みだれあみのかご」がグランプリを受賞しました。

かずら橋を見に行くのが1年ずれていたら私のグランプリはなかったかもしれません。

 

ー受け継いでいる、受け継がれているなと思うことはありますか?

 

自分の手で、何かを作っていくこと、手加減次第で型が変わってしまう。

 

ー今後の展望について教えて下さい。

 

籐やかずらや枝などの自然素材で、まだまだ製作できるものがあると思います。

日常、使えるもの(かびん、パンかご、バッグなど)、装飾品(お花、人形、野菜など)、

身に着けるもの(ペンダント、かんざし)、かべかけ、オブジェ、あかり類のほか、何か訴えているものを造形していきたいです。

 

華舞 材料 / 籐
華舞 材料 / 籐