えんけいりぢおん : ことばと信仰の思索

日比野 暉彦 / 著

発売日:2021/6/20

1,000円(税込)

発行形態:電子書籍



商品解説


[商品について]

―言葉を杖に表現と信仰の諸問題をめぐる―

本書は、社会思想やコミュニケーション、表現と対話あるいは信頼関係といった事柄を基軸として諸問題への考察を深めてきた著者が、ことばによる表現とその根底にはたらくと考えられる信仰について、聖書や万葉集、ニーチェやハイデガーなどの西洋哲学の知見を遠望しながら、表現および自己の誕生の問題と同じ内容において表現しがたい信仰そのものの問題をとらえ、直接にはキリスト信仰について述べながら、経験思想の及ぶ限りにおいて尋究を試みた深淵なる思索の旅の記録である。存在、神、民主主義など現代思想において重要であり続ける問題を考えるうえでも、示唆に富む内容となっている。

 

[目次]

まえがき

凡例

第Ⅰ部 わたしの誕生

第一章 《きょう、わたしはおまえを生んだ》

第二章 わたしがわたしである

第三章 鳥にしあらねば

第四章 《詩編 PSALMOS》

第五章 何もしない闘い=話し合い

第六章 イザヤおよびイエス

第Ⅱ部 誕生せるわたしの話し合い

第七章 ささやかなニーチェ批判

第八章 つづき(ツァラトゥストラ批判)

第九章 少しくハイデガー

第十章 つづいて、ほんの少し《存在と時間》

第十一章 アブラハム

第十二章 イスラーム/クルアーン(コーラン)

第十三章 ヨブ――誕生後の試練――

第十四章 仏教について

第十五章 F.ドルト/欲望の理論

第Ⅲ部 わたしの信仰

第十六章 信仰の理論

第十七章 ヨハネによる福音書・第一章

第十八章 パウロ――恵みの上に恵みを――

第十九章 パウロの生きた愛

第二十章 パウロの信仰動態

第二十一章 《排除された第三項》論に 寄せて〔(1)~(19)節〕

第二十二章 第三項論から現代社会のこと (つづき)〔(20)~(27)節〕

第二十三章 つづいて第三項排除の問題 〔(44)~(51)節〕

著者プロフィール

 

[出版社からのコメント]

信仰や哲学が日常において目を向けられることが少なくなってきていますが、そこに見いだされる様々な問題は、先の見えない今の時代にこそ参考になるものが多いように思われます。本書の中で展開される思考を追いながら、そこに現れる諸問題について考える時間を楽しんでいただければ嬉しく思います。

著書プロフィール


日比野 暉彦(ひびの・あきひこ)

 

1946年、四日市市生まれ。育ちは桑名市で、現在、愛知県在住。

フランス語と経営学を東京外国語大学にて、さらに後者を名古屋大学大学院修士課程で学ぶ。その後、社会思想に興味を持ち、コミュニケーションに関心を寄せ、また、この表現と対話あるいは信頼関係といった事柄を基軸として、いくらかの問題について考えてきている。

ブッディスムを経巡って、三十歳ごろアウグスティヌスに出会った。

日本社会について《アマテラス―スサノヲ》の二階建て体制だと捉えている。スサノヲイスムの言葉で民主主義を捉え、インタナシオナルなインタスサノヲイスムを提唱。

著書に『ポール・ヴァレリの方法への序説』(エディシオン・ドゥ・ケネー、1980年)がある。

 

ブログ

http://d.hatena.ne.jp/bragelone/

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