ぼくたち、半分日本人

中 繁彦/著

発売日:2019/9/11

800円(税込)

発行形態:Kindle版



商品解説


「先生、ぼく、ぼくは自分がわからない」(本書より)

 

中学生の大地と小学生の波奈の兄妹は、7年前、中国残留孤児の父と3人で日本にやってきた。ことばが通じない環境で「早く日本人になろう」としながらも、自らのアイデンティティに悩む大地。自分は中国人だと思い続けながら、どんどん中国語を忘れていく妹の波奈。日本語を覚えようとせず、心を閉ざして木偶を彫り続ける父。そして、日本にやってこようとしない中国人の母―苦悩のなかで自分の生き方を見出そうとする兄妹の成長と、支え合う家族の絆を描いた児童文学の傑作。

著書プロフィール


中 繁彦(なか・しげひこ)

一九三二年、長野県に生まれる。長年、長野県下の小・中学校で教鞭をとる。

信州児童文学会会員。日本子どもの本研究会会員。

日本語文型教育研究会会員。現、講演活動。

作品に『赤石岳の鹿笛』『海をわたった村芝居』(ともに、ほるぷ出版)、『沈まぬ夕陽』(信濃毎日新聞社刊)、「神鳴山のカラス」(信濃毎日新聞夕刊連載)などがある。

 

画家紹介

北島 新平(きたじま・しんぺい)

一九二六年、福島県に生まれる。一九四四年、長野県に移り、七一年上京するまで県下の中学校で教鞭をとる。九三年、下伊那郡南信濃村に帰り活躍中。日本児童出版美術家連盟会員、日本民話の会会員。

おもな作品に、画文集『天龍河童』(郷土出版社)、絵本『てんりゅう』『かっぱのかげぼうし』(岩崎書店)『うすずみのさくら』(ほるぷ出版)さし絵『きょうまんさまの夜』(福音館書店)『春駒の歌』(偕成社)『まっ黒なおべんとう』(新日本出版社)などがある。

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