「噛み締め」があなたに不調をもたらす:歯科医が教えるそのメカニズムと頭痛・肩こり・原因不明の体調不良を解消する方法

尾﨑 勇 / 著. 沼田 博光 / 著

発売日:2021/3/19

800円(税込)

発行形態:電子書籍



商品解説


[商品について]

―身体全体から口元の現象を考える―

顎関節症は、あごの関節が痛くて口が開かない、顎関節にひっかかり感があり口が開けにくい、口を開けたり閉じたりすると「カックン」または「ポン」と音がする、下あごを自由に動かすことができない、噛む筋肉が痛い等の症状が出る病気で、慢性的な「噛み締め」が原因で起こります。この「噛み締め」により、顎関節症患者の多くは首や肩の頑固なコリ、頭痛、手足のしびれ、精神的な落ち込み等の症状にも悩まされますが、実はなぜ「噛み締め」が起きるのか、どのようなメカニズムで起きるのかは、歯科界の最大の謎となっています。本書は、歯科医師として長年「噛み締め」が起こるメカニズムの研究に取り組んできた著者が、アレキサンダー理論をヒントに顎関節症と全身に起こる不定愁訴の関係性を身体に生じた歪みから捉え、試行錯誤を繰り返しながら診療の中で実証を重ねた理論を分かりやすく解説した作品です。「噛み締め度」のチェックから自宅での症状改善まで、全身の不定愁訴に悩む患者さんだけでなく、現場で治療に取り組む歯科医師の方々にとっても、示唆に富む内容となっています。

 

[目次]

はじめに

第1章 歯科界最大の謎 噛み締めのメカニズム

第1項 あなたの噛み締め度チェック

第2項 歯科界最大の謎―噛み締めのメカニズム

1 正しい姿勢とはどのような姿勢? 良い噛み合わせとは?

2 姿勢を保つ反射の働き

3 口元の異常が肩や腰、膝へと伝わっていく

4 〝あご〟が小さくなると頭の位置がずれる?

5 押し上げ回転と押し下げ回転

6 7つの姿勢分類と噛み締め型

7 身体を正面から見た時の姿勢の歪みについて

第2章 噛み締めが引き起こすさまざまな症状

第1項 噛み締めが引き起こす顎関節症

1 顎関節症の実態

2 女性が男性の2〜3倍、顎関節症になりやすい理由

3 なぜ口が開かない? 目安は40ミリ

4 開口時に起こる関節音(クリック音)

5 顎関節症のさまざまな症状

●気がつくと噛み締めている

●顎関節が痛い

●あごにひっかかり感がある

●噛むと歯が痛い

●歯ぎしりをする(ブラキシズム)

●ほとんどの人は左側の「噛み締め」

第2項 噛み締めが引き起こす頭痛

1 子供にも広がる噛み締めからの頭痛

2 緊張性頭痛(非血管性頭痛)と割り箸対症法

3 片頭痛(血管性の頭痛)と女性の患者数

第3項 噛み締めが全身に引き起こすさまざまな不定愁訴

1 眼の症状

●細い眼、目が乾く、三白眼、左右の眼の大きさの違い

2 耳の症状

3 口、喉の症状―噛み合わせと気道の圧迫

●舌のもつれ・発音障害

●口の中が乾く・口臭がある・舌がしびれる、舌痛

4 鼻の症状

●蓄膿症との関係

5 首のコリ・首が回らない

6 指先のちりちり感

7 左右の肩の高さの違い・左右の骨盤の高さの違い

8 腕が上がりにくく、肩に痛みが起こる(四十肩・五十肩)

9 自律神経失調症ほか

10 睡眠時無呼吸症候群と噛み締め

第4項 クリニックでの実際の症例

【症例1】顔が下を向いてしまった男子中学生の患者さん

【症例2】顔が左右非対称だった30代女性の患者さん

◎不定愁訴

◎顔貌の状態

◎歯並びと上下の噛み合わせの状態(写真6)

◎治療方針

◎噛み合わせの改善

◎不定愁訴の改善

第3章 自宅で症状の改善を図るために

第1項 自分の身体の現状チェック…触診とあごの位置

第2項 マッサージとストレッチを行う

1 立っている姿勢で首のストレッチ

2 寝転がって肩と骨盤の高さを整える

3 日常の生活習慣を変えていく

4 片頭痛と緊張性頭痛の対処法

◎片頭痛(ズキズキした頭の痛み)

◎緊張性頭痛(締め付けられる頭の痛み)

5 顎関節症・口周辺の対処法

◎あごの不調の対処法

第3項 具体的な運動療法と訓練

1 骨盤を押し下げ回転にする運動療法

●急激な骨盤の押し上げ回転を抑える方法

2 股関節、膝、足の不調の対処法

3 舌の訓練

おわりに

参考文献

著者略歴

 

[出版社からのコメント]

現代社会で生きていると、頭痛や肩こりを経験する方も多いと思いますが、そうした症状の裏には様々な病気が隠れていることがあります。自分の体の状態を知るための一助として、本書を多くの方にご活用いただければ嬉しく思います。

著書プロフィール


尾崎 勇(おざき・いさむ)

エンゼル歯科院長。札幌噛みしめ医療研究所所長。歯学博士
昭和21年4月23日生まれ
昭和46年3月 岩手医科大学歯学部卒業
昭和46年4月 北海道大学歯学部第一補綴科入局、助手として勤務
昭和49年4月 岩手医科大学歯学部小児歯科入局、助手として勤務
昭和51年7月 札幌市にてエンゼル歯科を開設
平成12年3月 日本大学松戸歯学部より歯学博士号を取得
日本全身咬合学会会員

エンゼル歯科
〒060−0051 札幌市中央区南1条東2丁目 和興ビル8階
TEL 011−221−7615
札幌噛みしめ医療研究所
Sapporo Medical institute of Clenching
http://kamisime.angel-dental.net/

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