異伝 聖徳太子:『白河本旧事紀』読み下し本

望月 古亶 / 著

発売日:2020/7/10

1,200円(税込)

発行形態:電子書籍



商品解説


[商品について]

―文字の先にある聖徳太子とは―

数々の伝説に彩られている聖徳太子は、いまも私たちを魅了する存在である。聖徳太子に関する記述は『古事記』や『日本書紀』をはじめ複数存在するが、その中の一つである『先代旧事本紀』(『旧事紀』)は、あまり知られていない存在である。

本書は、複数伝えられる『旧事紀』のうち、花山天皇の皇子清仁親王を祖とし、明治維新まで皇室の祭祀を司ってきた白河家が伝えてきた『白河本旧事紀』から、「皇太子本紀」と「憲法」を読み下し文にしたものである。

記紀や諸本とは異なる視点から聖徳太子を知ることができる本書は、太子や古代史についての研究や理解を深めるうえで格好の一書となっている。

 

[目次]

はじめに

凡 例

異伝聖徳太子 ──日本書紀の稿本か──

皇太子本紀 上

太子 一

太子 二

太子 三

太子 四

太子 五

太子 六

太子 七

太子 八

皇太子本紀 下

太子 九

太子 十

太子 十一

太子 十二

太子 十三

太子 十四

太子 十五

太子 十六

憲 法

〔解 説〕

一 旧事紀の種類

二 白河本旧事紀の系譜

三 白河本旧事紀と漢風諡号

四 白河本旧事紀の構成

五 白河本旧事紀の成立年代

おわりに

 

[出版社からのコメント]

お札にもなっている聖徳太子は、私たちにとって最も身近な歴史上の人物と言えるかもしれません。1500年以上も前の人物ついて今も様々な議論がなされていることからしても、聖徳太子が日本の歴史に与える影響の大きさをうかがい知ることができます。本書は読み下し文になっているとはいえ、古代史に関する基本的な知識を必要としていますが、史料から歴史を考える楽しみを味わうことができる作品となっています。ぜひ『古事記』や『日本書紀』と読み比べながら、聖徳太子や日本の歴史を探究する豊かな時間をお楽しみください。

著書プロフィール


望月古亶(もちづき・こたん)

◇主要参照文献◇

◎三重貞亮訓解、松下松平解題『旧事紀白河家三十巻本』(新国民社、昭和六十年)

◎『聖徳太子伝暦』(寛文十二年、山口市郎兵衛板)

◎倉野憲司校注『古事記』(岩波書店、一九八八年)

◎坂本太郎、家永三郎、井上光貞、大野晋校注『日本書紀』(岩波書店、一九九四年)

◎国史大系編修会『国史大系普及版 日本書紀』(吉川弘文館、平成二年)

◎大倉精神文化研究所編『神典』(平成元年)

◎諸橋轍次著『大漢和辞典』(大修館書店、昭和六十年)

◎藤堂明保編『漢和大字典』(学習研究社、一九八九年)

◎新村出編『広辞苑』(岩波書店、一九九三年)

◎中田祝夫編監修『古語大辞典』(小学館、昭和六十一年)

◎中村元、福永光司、田村芳朗、今野達編『仏教辞典』(岩波書店、一九八九年)

◎金谷治訳注『論語』(岩波書店、一九九二年)

◎中村元編『聖徳太子』(中央公論社、昭和四十六年)

◎上原和著『聖徳太子』(講談社、一九九〇年)

◎坂本太郎著『聖徳太子と菅原道真』(吉川弘文館、平成三年)

◎坂本太郎著『聖徳太子』(吉川弘文館、平成九年)

◎梅原猛著『聖徳太子』(小学館、一九八九年)

関連書籍



書籍へのコメントはこちらからどうぞ

コメント: 0