間氷期/ホスピス病棟の森―升田隆雄第一歌集

升田 隆雄 / 著

発売日:2021/5/26

700円(税込)

発行形態:電子書籍



商品解説


[商品について]

―ひとひらの落ちゆく秋を見極むる 緩和ケアとふ自然の森に―

生老病死に対する問いの中で短歌と出逢い、医師として見続けてきた現実と遠い戦争の記憶、いのちのこと、生きることを三十一文字に込めた日々。第53回まひる野賞受賞歌人が、その7年間で詠んだ約3000首の歌の中から、連作を中心に500首を選びまとめた第一歌集。

 

[目次]

神戸残影

風車の春

療養病棟の窓 Ⅰ

療養病棟の窓 Ⅱ

玉 響

消しますか

ことだま

エイジング Ⅰ

老いとやまひと

K氏の肖像

面映ゆし

肩車の空

時の渦巻き

二重螺旋

はるかなる日々

星座のごとき

夢のもつれ

東山の森

パシフィコの海

踏み忘れしや

風の影

渦潮に

疎開の海

民俗資料館

外来の椅子

桜と猫と電車

リハビリテーションルーム

短調の街

ローマ人の物語

糸杉の空

病院解体

銀の異界

無影燈

昭和三十四年九月二十六日

平和公園墓地

エイジング Ⅱ

運河の風景

空中長屋

熱田裁断橋

死者たちの夏

六割の水

電子化の海

名鉄名古屋本線

看護学部非常勤講師

夢のあとに

百薬の長

アマデウス

ホスピス病棟の森 Ⅰ

ホスピス病棟の森 Ⅱ

間氷期

冬 桜

花のまひるま

濃き海色の

鉈薬師

追憶S医長

伊良湖岬

白き帆となし

あとがき

 

[出版社からのコメント]

昔の人々が短歌に思いを込めたのは、短歌という表現形式に馴染みがあったというだけではなく、三十一文字という少ない言葉の中に凝縮されたものが、ときに軽やかに、ときに鋭く読むものの心に現れてくるからなのかも知れません。本書の歌を通じて、それぞれの心の中に生まれるものを、ぜひじっくりと楽しんでいただければ嬉しく思います。

著書プロフィール


升田 隆雄(ますだたかお)

昭和10年  横須賀市生まれ

昭和35年  名古屋大学医学部卒

      国立名古屋病院内科部長、国立豊橋病院長、

      医療法人病院(療養型)院長を経て

      現在国立病院機構豊橋医療センター緩和ケア病棟非常勤医

平成17年  「まひる野」入会

平成20年  第53回まひる野賞受賞

関連書籍



書籍へのコメントはこちらからどうぞ

コメント: 0