2009年堺市長選挙、あの2週間に何が起こっていたのか ――その真実と正義を問う

著者名 / 著

発売日:2021/4/20

1,000円(税込)

発行形態:電子書籍



商品解説


[商品について]

――選挙の舞台となった堺市は、戦国時代「東洋の〇〇」と称されていました。〇〇には何が入るでしょうか。

1.ジェノバ、2.ミラノ、3.ベニス

環濠都市であったことも称された理由の一つのようです。正解は本書第三章「甦れ 自由都市・堺」をご覧ください。

 

2009年9月に行われた堺市長選挙は、政令指定都市への移行という市民の40年来の悲願が実った後の、初めての市長選挙となった。これまで二期・八年間の市政を預かり、行財政改革による健全財政への移行や政令指定都市の実現、人権尊重や教育改革、文化観光振興、経済やまちの活性化のためのさまざまな取組みなど、充分な実績を携えて三選を目指した著者は、しかしながら大阪府知事による府下首長選挙への直接介入という前代未聞の出来事の前に敗れた。当時の大阪府知事が高い支持率と人気を背景にマスコミを最大限に利用し、連日異様なムードを呈する中で行われた選挙戦は如何なるものであったのか――本書は、2週間に亘って行われた理不尽な選挙戦の内実を著者自らが明らかにすると共に、真の地方自治と民主主義の理念を改めて世に問い、また二期8年の歩みと愛する堺市の展望についても語った作品である。

 

[目次]

はじめに

第一章 私の三選をめざす堺市長選挙に知事参戦

1 前代未聞の知事の選挙介入に惨敗を喫す――〇九(平成二一)年九月二十七日

2 ベタ誉めだった橋下知事の挨拶――〇八年十一月十四日

3 「部下出馬なら応援当然」橋下知事・記者会見――〇九年六月二十四日

4 橋下知事が府内全首長に「首長連合参加を」呼びかけ――〇九年六月二十九日

5 竹山修身・前大阪府政策企画部長堺市長選挙に出馬表明――〇九年七月三日

6 橋下知事の記者会見――〇九年七月十六日

7 竹山氏の事前街頭演説(堺東駅前)――〇九年八月八日

8 竹山おさみ連合後援会結成のつどい――〇九年八月八日

9 告示前日の竹山おさみ記者会見(堺市役所記者会見室)――〇九年九月十一日

10 告示二日前の竹山おさみ激励決起集会――〇九年九月十一日

11 新聞各紙は市長vs橋下知事と報道――〇九年九月十二日

12 堺市長選挙、いよいよ告示――〇九年九月十三日

13 竹山氏・堺市長就任後の記者会見――〇九年十月八日

14 竹山市長・定例記者会見――〇九年十月十四日

15 竹山市長・臨時市議会における答弁――〇九年十一月十六日

16 外れることを願いながら橋下知事の野望を予言する

第二章 我が人生は流れゆく水の如く

1 八人兄弟姉妹の五番目という生い立ちが私の性格や人生を大きく左右した

2 大阪府採用となって地方自治のいろはを学ぶ

3 美原町助役となって南河内郡にある町の全てを学ぶ

4 美原町助役を終え府職員に復帰する

5 幡谷市長の第一期目に堺市助役の任命を受ける

6 再び大阪府へ復帰し公務員生活を全うする

7 大阪府を退職し第二の人生を歩む

8 出遅れを乗り越えて三つ巴の厳しい選挙戦を制す

9 打ち出した政策の実現を目指した人材配置を

10 人脈と信頼関係で実現した堺市・美原町の合併

11 美原町との合併実現で政令指定都市への移行が加速

12 新人二人との三つ巴で争った二期目の市長選挙

13 四十年来の悲願がようやく結実 堺市の「政令指定都市」を閣議決定

14 政令指定都市の実現に合わせて「新しい自由都市・堺 ルネサンス」計画を策定

15 自由都市・堺 ルネサンスの基盤を固めるため堺浜にシャープを誘致

16 世界最大級の液晶・太陽電池生産拠点 「二十一世紀型コンビナート」の展開

17 発展する臨海部と旧市街地部・泉北・美原地域を貫くLRT構想

18 今後の環境モデル都市・堺『クールシティ・堺』の推進

19 LRT建設は堺には欠かせない

第三章 甦れ 自由都市・堺

1 堺は今こそ真の自由都市であらねばならない

2 堺にLRTは必要不可欠だと再度提議しておきたい

3 真の自由都市は「地方自治とは何か」から生まれる

4 道理がない橋下知事がめざす『大阪都』構想(大阪市・堺市解体)

あとがき

著者略歴

 

[出版社からのコメント]

選挙は民主主義を担保するための重要な制度の一つであるといえますが、民主主義への絶対的な信頼が揺らぎ始めている今、改めて私たちは選挙のあり方について真剣に考える時期にきているのではないかと思います。市政や県政、国政に誰をおくるべきなのかについて、本書を通じて多くの方に考えるきっかけを持っていただければ嬉しく思います。

著書プロフィール


木原敬介(きはら・けいすけ)

 

1939年、大阪府豊中市生まれ。大阪大学法学部卒業。伊藤忠商事を経て、1964年大阪府採用。美原町助役、大阪府地方課長、堺市助役、大阪府税務長、大阪府企業局長、大阪府水道企業管理者を歴任。2001年堺市長当選。二期八年間在任。

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