風を越えて: 中国残留婦人の記録

森永 泰信(著)

発売日:2015年9月22日

カテゴリー:

小説

自伝


国家に翻弄され、中国行きを決意した人々。
この物語は、戦後の混乱の最中、中国に渡り、中国人と結婚し、中国人として生きぬいたひとりの女性の青年期から老年期に至る苦難の一代記です。
中国開拓への希望は、後にして人生を分ける取り返しのつかない残酷な船出でした。
本書は、著者と30年以上にもわたり交友を続けている中国残留婦人からの手紙を元に小説として編集されました。この手紙からひしひしと伝わる、残留者の望郷の念や苦悩を世の中に発信する使命感に燃え執筆し、著者の息子である泰正氏が出版に漕ぎ着けたものです。
親子2代で繋いだ1冊の書籍は、中国に残留し、今尚中国人として生きる、残留邦人の無念を訴える歴史の記録です。忘れてはいけない、戦争の記憶がここにあります。

みなさまの感想・コメントをお待ちしております。


コメント: 33
  • #33

    すまさ (金曜日, 24 11月 2017 01:25)

    人生について深く考えさせられる作品でした。戦争は、多くの人を不幸にしてると感じました。そして、今の時代に生れた幸せを感じました。今、悩んでいる人に、歴史を振り返ることをおすすめします。

  • #32

    ローレンツ (木曜日, 23 11月 2017 22:41)

    私たちが知らないだけで、日本のエゴに振りまわされ望郷の念を胸に苦しんでいる人たちがいた。戦争とは一過性のものではなく、現在でも長く尾をひいている。そうして生み出された悲劇に救いは訪れるのか。

  • #31

    ベル (木曜日, 16 11月 2017 01:52)

    現代では様々な問題が起きていますが、人間関係の問題というものは昔からあまり変わっていないものなのですね。

  • #30

    ベル (木曜日, 16 11月 2017 01:51)

    現代の日本における問題を考えさせられる一冊。
    何か行き詰まった時にオススメしたい。
    人間の嫌な部分をまとめ教えてくれるような本です。

  • #29

    かおりん (火曜日, 14 11月 2017 00:44)

    時代に翻弄され、国の狭間で幾重にも重なった苦労。これだけの過酷な人生を歩んできたにもかかわらず、自分の人生を心底愛おしく思える豊子には、言葉では言い表せない程の尊敬を覚える。

  • #28

    ぴーすけ (日曜日, 12 11月 2017 16:42)

    希望を胸に中国に向かった主人公。
    しかし、そんな彼女を待っていたのは厳しい現実。故郷、日本への想いは募って行くが…

  • #27

    かおりん (日曜日, 12 11月 2017 16:05)

    戦争の本当の恐ろしさは、人の命をいとも簡単に奪うこと。しかし、本当に怖いのは人間性をも奪われる事なのかもしれない。戦争が終わってからも幾多の恐怖を乗り越え、運良く命を繋いだ女性だが、彼女の前向きで芯の強さには深い感銘を受けた。

  • #26

    かおりん (金曜日, 10 11月 2017 13:18)

    中国残留孤児は親を亡くした子どもばかりだと思っていた。このような形で自分で選択せざるを得ない状況で残留された方もいたのだと、自分の無知を恥ずかしく思うとともに、こな作品に出会えて心からよかったと思う。

  • #25

    (金曜日, 10 11月 2017 02:44)

    風を越えてを読んで思ったことは
    自分が住み慣れた町、国を離れて家族と離ればなれで暮らす。ということはすごい覚悟だなとおもいました。

  • #24

    ピーちゃんの父 (木曜日, 09 11月 2017 21:02)

    "中国残留孤児と呼ばれたある女性の物語です。終戦時、大陸から脱出し帰国するまでの過酷さは、日本人必読の「流れる星は生きている」、「竹林はるか遠く」、「昭和20年8月20日 日本人を守る最後の戦い―四万​人の内蒙古引揚者を脱出させた軍​旗なき兵団」などがあります。
    この「風を超えて」は、どちらかと言えば「大地の子」あるいは長期間シベリアに抑留された「黒パン俘虜記」のそれに近い。
    読後あらためて、戦争で犠牲を強いられた人たちのことを思い、平和の有難さに感謝し、二度と戦火をまみえることがないようにするにはどうするべきか、考えさせられました。"

  • #23

    大樹 (日曜日, 05 11月 2017 22:53)

    「風を越えて―中国残留婦人の記録」は、第2次世界大戦で中国残留孤児といわれている人々について書かれた話で、戦争で苦しみを受けた庶民の気持ちが分かる。

  • #22

    オカサミ (月曜日, 30 10月 2017 21:12)

    ツラい現実が生まれる、厳しい人生を歩まざる得なくなる。この本の残留夫人だけではなく、戦争によって生み出された同じような境遇の人たちは世界中にいるのだろう。そんなことを改めて気付かされる作品でした。

  • #21

    ぱぼち (月曜日, 23 10月 2017 20:26)

    慣れない国で生活していくのはとても大変なことなのに覚悟を決め中国に残留しすごいと思った。改めて家族の大切さなど感じさせられた

  • #20

    ぱぼち (日曜日, 22 10月 2017 19:01)

    風を越えてを読んだ感想は誰しもが思うこと、命は大事にするべきだと改めて感じだった。何か心の底から感じさせられるものがあった

  • #19

    なな (日曜日, 22 10月 2017 18:37)

    このような作品をありがとうございます。こんな本を待っていた。すごい!名作中の名作といえます!!!!!じっくり読んでもいいし、人へのオススメにぴったりです。

  • #18

    jan (日曜日, 22 10月 2017 16:58)

    すごくすごく、いい作品!!!!!自分で買って、じっくり読んでもいいし、人にもオススメできます。こんなに、コストパフォーマンスが良い作品なかなかないです。ありがとうございます。

  • #17

    さかな (日曜日, 22 10月 2017 16:49)

    この本は、現代を生きる私たちにとってのバイブルであり親友です。どうしようもないとき、ぜひページをめくってください。私は、読んであしたへの元気がでました!

  • #16

    タモ (金曜日, 20 10月 2017 00:50)

    素晴らしい本です!!!親戚や友達にも勧めたいです!!!!!
    恥ずかしながら、こういったジャンルの本は初体験。詳しくわかって良かった。知ったかぶりはいけないとあらためて気づかせてくれました。

  • #15

    カマタ (木曜日, 19 10月 2017 16:01)

    教科書には載っていない本当にみずみずしい描写されている書籍。この作者でしか書けないような、圧倒的な筆力と瑞々しい感覚のある愛おしく凄みのある作品。たくましさ溢れていました。

  • #14

    イカ天 (木曜日, 19 10月 2017 12:58)

    新しい小説世界の幕開けに立ち会えた!!!こんなにも知性溢れた、本が今まであっただろうか。素直な言葉と新しい着眼点でで、作者は私達に新たな読書のトビラを開けてくれたと思う。

  • #13

    ガム (木曜日, 19 10月 2017 11:02)

    こんな作品素晴らしい。出会えて良かった!!この書籍は、現代を生きる私たちに必読の書です。ぜひページをめくってみてください。新しい世界があなたの目の前に広がるはずだよ。勉強にもなるし、純粋に読み物にもなります。

  • #12

    アルプス (水曜日, 18 10月 2017 13:44)

    こんな作品を待っていたような気がします。この本は、現代を生きる私たちに必読の書です。ぜひページをめくってください。新しい世界があなたの目の前に広がるはずです。全力で読みました!

  • #11

    あたま山 (水曜日, 18 10月 2017 13:24)

    こんばん、よろしくお願いします!!ぼくは、本を読むことにも今までまったくきょうみもない、最近の若者で現代っ子だけれども・・・。本を読んで、この作者のファンになりました。
    皆もよむべし☆

  • #10

    寿 (木曜日, 12 10月 2017 18:13)

    「風を越えて」は、中国残留孤児の手紙を基に書かれた物語であるが、今を生きる強い気持ちがよく表現された話であるのが、よいところである。

  • #9

    コーリャン (木曜日, 12 10月 2017 18:05)

    こんにちは、はじめまして!!わたしは、ネットにも弱く、若輩者で、文才もない若造だけれども・・・。この本を読んで、熱い思いがこみ上げてきて、かかねばとおもいレビューを書きました。
    すごいすばらしかったです。

  • #8

    モンスーン (水曜日, 11 10月 2017 10:23)

    とても心動かされました!!!!!この本は傑作だ・・・。この作者は言って見れば、日本の21世紀のたからものだ。
    ぼくのすきな作家さんがひとつ増えました。
    次回作もぜひぜひ!
    多いに期待します!

  • #7

    光平 (水曜日, 11 10月 2017 10:16)

    私は今年の夏に中国に行った。中国との国交正常化40周年式典に参加する為であった。昔の日本と中国の関係を知るうえで、「豊子の人生」は参考になった。大戦中から文化大革命までの中国の歴史を自分なりに学びたいと思った。

  • #6

    42 (火曜日, 10 10月 2017 10:38)

    恥ずかしながら、こういった情報や知識について疎く、詳しくもないくせに、成人してしまっていた。
    こころから素晴らしいと言い切れる本です!!!これからの若者たちにも勧めたいです。

  • #5

    上州旅人 (日曜日, 08 10月 2017 11:17)

    今では風化されつつある中国残留孤児の問題を書簡を窓口に静かな筆致の中にも鋭く切り込んだ作品であることに深く感銘を受けます。戦争は今も日中間で終結していないことを読みながら実感します。ぜひ若者に読ませたい、そう思える小説です。

  • #4

    フジヤマ (金曜日, 06 10月 2017)

    教科書には載っていない本当の生々しさが描写されている書籍。この作者でしか書けないような、圧倒的な思いと瑞々しい感覚のある愛おしい作品。愛に満ち溢れていました。

  • #3

    さーえ (火曜日, 03 10月 2017 11:58)

    私が今、ここでこの本を読み終えた時、私は本を読む前の自分と同じ生き方は出来ないだろう。読んでいる最中に、私はそんなことを考えていた。生きることに真剣な主人公。彼女の“生”を感じ、私は生かされて、今ここに存在できているのだと心から思えた。これは単なる戦争や貧しさの話ではない。ある女性が自分が心から大事に想うもののために生きてきた愛の話である。

  • #2

    さきちゃん (火曜日, 03 10月 2017 11:58)

    中国残留の方どころか、歴史的知識の少ない状態で読み始めましたが、豊子さんの満州に憧れを持ち異国へと旅立つスタートから惹きこまれました。

    新しい生活が始まって間もなく、今の日本を生きる私たちには「お話」や想像でしか出会わないような死と隣り合わせの生活。苦難という言葉では足りない、この体験を誰かに伝えるまで命があったことが奇跡だと思いました。同時に、誰かにこの苦しみを伝えることもできずに亡くなった人もたくさんいたのだろうと想像して、この歴史の重大さを感じました。
    豊子さんの、どんな苦しい状況でも働き家族を支える強さが、ワーキングマザーの自分と重なる部分もある一方で、そんな風に重ねてはいけないほどの壮絶な人生に自分がいま恵まれた世界の中で暮らしていることを大切にしなければいけないと感じました。

    どの時代を生きるにしても知っておかなければならない話の一つだと思います。

  • #1

    ビーバー (水曜日, 06 9月 2017 14:14)

    教科書では教えてくれないもう一つの真実の物語。中国で生きる決意をした女性の壮絶な半生が手紙という生々しい言葉をもとに書かれていて、胸を打つ。戦争は決してしてはいけないのだという思いを新たに、後世の人たちにもぜひ手に取ってほしい一冊。