和歌山県は熊野地方に咲く花を撮影、晩年の写真を中心にした写真集。

熊野の「花」

和玉 好視/著

発売日:2018年4月25日

1,000円(税込)

装幀

カバー/22世紀アート

デザイン/22世紀アート


発行形態:電子書籍

ジャンル:アート



熊野地方に咲く花だけを撮影してきて、気がつけば半世紀になりました。

花の名前さえ知らずにシャッターを切り始めて、何度も開花時期を逃したりしました。

それでも、失敗に学びながら撮影した写真も相当な枚数になりました。

これも、指導していただいた熊野自然保護連絡協議会の今は亡き中嶌章和さんや現副会長の滝野修二さんら多くの郷土の人々のお陰です。生まれ育った熊野は年を重ねるごとに愛おしくなり、さらに撮影意欲も募りますが、米寿を迎える身としては体の衰えは隠せません。

そこで、晩年の写真を中心に写真集として残しておきたいと思うようになりました。

稚拙な作品ですが見ていただければ幸いです。

著書プロフィール


和玉 好視(わだま よしみ)

 


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書籍へのコメントはこちらからどうぞ

コメント: 16
  • #16

    俺様ちゃん (木曜日, 27 9月 2018 17:01)

    しっとりと艶やかな様子が写真なのに伝わってきます。電子書籍なので持ち運びにも便利で、仕事に疲れた時や通勤の合間にお花の写真を見れるのはいいですね。バックが黒くしてあることが多くじっくりと集中してお花を楽しめます。
    詳しく見ていくとまた新しい発見があります。

  • #15

    ファミリー (火曜日, 25 9月 2018 16:23)

    お花は被写体にすると、本物の美しさは損われてしまうと私は勝手に思っていました。この写真集を見ているとそれが間違いだということに気づかされました。紫のグラデーションや鮮烈な紅の色そういったものは、色あせることなく表現できるということをこの本から知りました。

    シャッターを本気で切ったと言うような作品たちに痺れます。

  • #14

    くろも (火曜日, 25 9月 2018 16:23)

    1つの花をどーんとアップで撮ったかと思えば、いくつか群れ成して咲く花を引きで撮ってそこにある自然全体を写したものなど、
    この1冊で熊野の草花のそれぞれの魅力が堪能できます。
    写真にも草花にも造詣がある人が撮影したからこそ楽しめる本です

  • #13

    ゆる (火曜日, 25 9月 2018 16:22)

    中央にある花をリンと主役に据えて、奥行きとなる、背景をぼかして取り、迫力のある写真集になっています。背景をボカしたことにより、かえって緑の美しさが写真の良さを生かしていると思います。
    温室育ちの花にないような力強さも感じます。

  • #12

    ぴーす (火曜日, 25 9月 2018 16:22)

    熊野は神秘的でスピリチャルな土地と言われていますが、その道端に咲いている花にもそんな力が宿っているのではないか、この写真のカノコユリの堂々たる先振りを見て私はそんなことを感じました。不思議なスピリチュアルな力を持ったものを写したスピリチャルな写真集だと思います。

  • #11

    三郎 (火曜日, 18 9月 2018 18:01)

    熊野と言えば、世界的博物学者南方熊楠。生物学から民俗学、宗教、伝説に至るまで網羅し、『歩く百科事典』と呼ばれたこの知の巨人と熊野は切っても切り離せない。
     還暦の 少年の森 熊楠忌
     熊楠忌 しばし大人を 休む森
     せわし世に 大樹を仰ぐ 熊楠忌
     熊楠と熊野を題材にこんな句を詠んだこともある私にとって、熊野は神秘的な土地だ。

     この写真集のページを繰ることによって、その神秘のベールが一枚一枚はがされていくような気がする。
     チゴユリ、タニギキョウ、カタバミ、サネカヅラ、ツワブキ、ノカンゾウなどなど収録されている花達は必ずしも希少価値のある連中ではない。にもかかわらず、熊野に産するというだけで俄然、一輪一輪が不思議な光彩を放ち、さらに撮影者の腕の冴えでなおいっそう輝きを増す。

    「この写真を撮った方の名前、熊野古道を歩いたとき、聞いた気がするわ。あなた、調べてくれない?」
    妻の指摘になるほどと思う。
    「調べるまでもないよ。作者は熊野がふる里に決まってる。だからこそ、このような野辺の花にまでハートが写るんだよ」

     蛇足だが、この夏、大輪のヒマワリをバックに妻を撮った。
    「遺影用に使いたいのよ。花は少しぼかしてね」
     要望通り、この写真集とは逆に花達はぼかし、老いた婆さんを鮮明にした。

  • #10

    姉妹ズ (火曜日, 18 9月 2018 18:01)

    花のエレガントさやキリリとした美しさが、ファインダー越しに伝わってきました。野外での撮影は何かと制約や手間も多いのに、1番の端の魅力がわかるような写真で撮影していますね。草花だけでなく1枚の写真として雰囲気全体が魅力的です。

  • #9

    ぴこ (火曜日, 18 9月 2018 18:00)

    花は花屋さんには売っているけれど、送る事はあってもあんまり見て楽しむと言う事はありませんでした。この本の中に出てくる花は華やかだけでなくてなんだか強い気がしました。
    茎を伸ばし花を咲かす、その姿を撮影しているところが、よくわかりました。
    ルリハコベを見ていてそう思いました。

  • #8

    ふう (火曜日, 18 9月 2018 18:00)

    色鮮やかな高原の花々のおしべやめしべまで、くっきりと写されていて、どれも魅力的だ。まるで、実際に自分の目で見ているような感覚に陥るほど、美しい。

  • #7

    くーちゃん (火曜日, 18 9月 2018 17:59)

    熊野の「花」に本当に心酔した和玉さんの花への愛が詰まっています。
    光の使い方もうまく百合の写真なんかはとても迫力がありました。
    自分の歩く道にもこんな花があるのかなと思いながら、読み進めると楽しいですよ。

  • #6

    マルチーズ (火曜日, 18 9月 2018 17:59)

    熊野地方の花に魅せられて、きっと作者はシャッターを押し続けているのだろう。はかなくも力強い一つ一つの花の命を、生命力を、写真を通して感じとることができる。熊野に足を運んで、高原散策がしたいと思った。

  • #5

    ビーバー (火曜日, 18 9月 2018 17:58)

    半世紀もの間、熊野地方に咲く花を撮り続けてきた作者。高原植物でよく見かける神秘的な紫色の花を中心にして、どれも鮮やかに撮られている。幼いころ、母と高原を歩いたことを懐かしく思い出した。

  • #4

    あみこ (木曜日, 30 8月 2018 09:33)

    ただ歩いているだけだと「山」の景色の一部でしかないのに、焦点を当てるとカメラの「主役」に変わる。
    どこの何に注目をするかで見えるものが変わるんだなと思いました。

  • #3

    藤野 斉 (金曜日, 24 8月 2018 14:31)

    熊野地方の花の写真集です。何度も見ても飽きることがありません。
    著者の花の写真は、どの写真をみても、私には「力強さ」を表現しているように思えます。
    綺麗であり、可愛くもあり、繊細でもあり、儚くもあり、虚ろでもあり、花は、様々な表情をみせてはいますが、根底には「力強さ」を感じます。
    著者の生き方がそのまま写真に写し出されているのではないでしょうか。
    筆者は米寿を迎えられるそうですが、本書の写真は、素晴らしいの一言につきます。

  • #2

    ましゅまろ (金曜日, 24 8月 2018 14:30)

    ただの一輪の花。されど、その一輪の花からは確かに「いのち」を感じます。この写真集が納めているのは、熊野に生きる小さな命です。そのいのちが私たちに語るのは、哀愁、年月の無常さ、儚さ、それらを内包する生命の美であります。日本人が好み、そして、忘れかけている「もののあはれ」をこの写真集は私たちに伝えてくれます。

  • #1

    エース (金曜日, 24 8月 2018 14:29)

    ナワシロイチゴのような名前の草花私は今まで知りませんでしたが、紫と白の色合いがとても凛としていて美しいと思いました。また緑も青と元気よく爽快感があります。花はもちろん美しいですがこういった草の茎や葉っぱにも魅力と言うものはあるんですね。この写真集から学びました