デジタル・アートとはここまで魅力的な世界だったのか!
デジタル・アートとはここまで魅力的な世界だったのか!
と思わしめるほどのきらびやかなる作品の数々……。
写真家、森村髙明のアート写真集第2弾がついに刊行された。
美的真実を追い求め、その確固たる信念のもとに紡ぎ出された作品に
あなたも出会あわずにはいられないはず。
前作に続き、その進化はとどまることを知らない。
デジタル・アートの美術館、ここに開館!
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八洲 (木曜日, 04 1月 2018 10:44)
写真はもはや真を写すだけではない。ゆがめて、ひねって、のばして、ながす。誠つくして、信たるべき、真の実を探している。
石田 (木曜日, 04 1月 2018 10:38)
写真について、近年では誰でも手軽に撮影することが可能となった。加えて、パソコンによる加工も身近になった現代の中で、この写真集を見ることで気づきを得た。その気づきとは、実際にその場を訪れてみることと、機械を通してみることの差異である。どちらにも相応の魅力があることと表現の多様さを感じた。
今回の写真集で載っていた〈日本再発見〉というシリーズでは特にこのことを感じた。東京タワー、富士山、鹿苑寺と日本人のほとんどの人が触れたことがあるであろうものを対象としていた。実際に目を通したとき、〈身体による知覚〉のときにはその物体や空間そのものの持ち味というものに飲み込まれる。一方で、写真という〈機械によってもたらされる知覚像〉を通したときには、切り取られたものの中の全体像をつかむことができる。それは人によって作られた建築物と自然物が存在することで、私たちの心を動かすエネルギーのようなものである。前者を単独性によるもの、後者を連続性によるものと名付けられるように感じた。
メディアアートの新たな可能性と興味深さを感じた。
はるちゃん (木曜日, 04 1月 2018 09:55)
あぁ美しい。私は人間が造ったものがあまり好きではない。オペラハウスを見るよりもケインズの滝を見たい熱帯雨林を見たい。だが初めて人間が造った発展の象徴である建物を夜景をこんなにも美しいと思った。私の夢にたまに出てくる風景に似ていて驚いた。規則的な町並みが不規則にぐるぐる渦を巻く。そこが美しい。
3代目ざるそば (土曜日, 30 12月 2017 13:47)
アートの写真集というと単に作品を羅列しただけのものを想像しがちだが、本作は様相が違った。それぞれ独立した作品でありながら、写真集全体で1つの作品として成立するようなコンセプチュアルな構成になっているのだ。一見抽象度の高い作品が並んでいるが、この構成のおかげでバックグラウンドにまで想像力を働かせることができた。ぜひ実作品も鑑賞してみたいと思える魅力的な写真集だった。
桜 (土曜日, 30 12月 2017 13:40)
クールジャパン、サブカルチャー、日本食、伝統工芸、おもてなし、、キレイなところだけ知っている、いや、知っていたい私たち。海外の友と、国内の家族と、年末というこの機会に日本について考えるピカイチの一冊。
アビ太郎 (木曜日, 07 12月 2017 09:26)
目に見えるものだけが全てではない。当たり前と思い込んでいる世界を疑ってみることは大切な感覚だ。疑問を持ってみることで、ひらけてくる世界がある。それに気付けるかどうかは、個人の資質によるものではある。本書は、その手助けとなる一冊ではないだろうか。
しまのすけ (水曜日, 06 12月 2017 13:20)
日本の文化と自然への深い造詣がテクノロジーの先端と出会い、未知の世界を創出してみせた!