舞妓つれづれ II

宮内 勝廣(著)

発売日:2016年10月27日

私は京都の四季折々にふれておよそ15 年余り祇園界隈の茶屋における芸舞 妓の「垣間見る半日常」~化粧、舞稽古時の後先を含む表情・振る舞い、所作 等々の寸景~を主に撮って参りました。 

 舞妓は今までに多くの画家によって描かれていますが、とりわけ速水御舟の 描く妖しい情念を醸す舞妓や土田麦僊の描く素朴なあどけなさが残る舞妓はい ずれもリアルで独特の筆致・構成をした名品と思います。両画伯と比べるべく もないことですが、私の目指すものは客観描写手段としてのカメラで人物や事 物を自然なまま主観的に捉えることにあるので、虚心坦懐というかむしろ心許 無げに臨むよう心掛けています。本作品集は、前作の陰影を基調としたモノクロ作品集とは趣を異にして、カラー作品で自然な動きや彩かな色調、濃淡を織り交ぜつつ構成しました。

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