さんすう体験――子どものはてな?を学びに変えたいお母さん・お父さんのための算数学習法

(著) 行田稔彦

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作品詳細

[商品について]

―子どもに「なるほど」のない教育をしていませんか―

社会環境が変わり子育てが難しくなっている今、多くのお父さんお母さんが子どもとどう接し、学ばせるか少なからず悩んでいるようです。本書は、そうした悩みに算数の教育という視点から答えようとする作品です。「数」の概念を理解していく過程からかけ算やわり算、さらにより高度な算数の問題にいたるまで、いかに子どもたちのセンス・オブ・ワンダーに働きかけるかを豊富な事例と共に分かりやすく説明します。ご家庭での教育はもちろん、学校での算数の授業にもお役立ていただける内容になっています。



[目次]

はじめに――新版にあたって

Ⅰはてな?ふしぎ? 数のセンス・オブ・ワンダー

◎落書きが「計算自慢」

◎「3」は三(サン)かな

◎子どもはどのように数を獲得していくか

◎3から教える「数」の導入

◎人類史において「1と2の時代」は長かった

◎水滴が7つ?

◎「タイルの数」のむこうに「モノの数」が見える

◎指をつかうことの是非

◎たせるかな、たせないかな

◎低学年算数の合格ラインは位取り概念の獲得

◎まこちゃんのつまずき   25+49=614?

◎百の位から十の位へ くり下がるのは100か、10か?

◎数量に敏感な生活を!!

◎実物の世界で3けたの数をとらえる

◎まちがいには必ず理由がある

◎3けたの計算・子どもなりの快感がある

Ⅱ やってみる算数を

◎生活に役立つ単位の学習

(1)子どもの深部には必ず知的欲求がある

(2)子どものこだわりやわかり方に注意を払い、「教え」を構想する

(3)実物による教育と子ども

(4)生活のなかの単位

◎教室に「長さの文明」をつくる

(1)必要は発明・発見の母

(2)テープ裂き競争

(3)リンゴの長さはどこにある

(4)「教室文明」をつくる

◎賢くなることはうれしいこと

(1)かけ算知ってる?

(2)かけ算がわかるとは

Ⅲ 生活の中の算数探し

◎算数たんけん隊

(1)3けたカンマみっけ隊

(2)町に飛びだすわり算たんけん隊

◎身のまわりにある事実から平均の学習を

Ⅳ 計算を好きにする三要素

◎計算を好きにする三要素

◎「かけ算のしくみ」発見

◎3けたのかけ算は、「合体計算」「階段計算」

◎ショッキング・レポート

◎わり算とはなんだ

◎さくらんぼの季節はわり算の季節

◎指かくしの法

◎計算力は回復可能

Ⅴなぜそうなるの 円周率π(パイ)をみつけたい

◎授業書を変えた子どもの作文

◎円の面積の指導計画

◎子どもたちの発想

◎子どもの発想を生かした授業展開

◎子どもの変化

Ⅵ 算数のメガネで 現実の世界を見る

◎算数科での総合学習を考える

(1)グローバルな教育を

(2)環境問題と教育

(3)子どもたちに現実世界を見るメガネを

◎単位当たり量のメガネで見える世界

(1)教材とねらい

(2)指導計画と授業づくりの作戦

(3)混み具合をとらえる

(4)濃度・密度・流量をとらえる

(5)速さをとらえる

◎子どもたちの「1あたり量白書」

(1)教師のよびかけ

(2)子どもがつくった「1あたり量白書」

◎子どもに広がった単位あたりの世界

Ⅶ なぞとき学習で比例の 法則をみつける

◎なぞとき学習は、どの子も好き

(1)「解き方だけの教え」から脱却を

(2)なぞときは、どの子も好き

◎比例の学習

(1)コロンボ刑事からの手紙

(2)実験

◎比例関係を見ぬく「メガネ」

(1)比例水そう

(2)比例関係を見わけるメガネ

◎比例式とグラフ

◎比例の文章題

Ⅷ 「親ゆし子ゆし」 ――親の教えは子の教え

◎親ゆし子ゆし

(1)算数の学力に不安があるというが…

(2)学力は人生の長いスパンで考える

(3)入学までにわかっていなければならないこと

(4)計算が遅いことが心配

(5)うちでちっとも勉強しない

(6)文章題が解けない

(7)塾にやった方がよいか

(9)将来に不安がある

◎教師と親の心得

◎算数の授業を変える6つのポイント

(1)子どもの生活から出発する算数

(2)子どもと学ぶ

(3)わかることの追求

(4)討論のある授業

(5)学ぶ形態の多様化と個別化の工夫

(6)学ぶことと習熟の課題

◎開かれた算数カリキュラムづくりを

(1)3割厳選でどんな教材が減るのか

(2)減ったことにより、ゆとりは生まれるのか

(3)問題点はないか

(4)算数教育変換のキーワード

著者略歴



[担当からのコメント]

答えありきの問題文がどうしても腑に落ちない、算数や数学の問題を解いていてそう思ったことのある方は多いのではないでしょうか。そんな教える側の都合が子どもたちを混乱させ豊かな感性を奪うのだと、本書を読みながら改めて思います。算数だけでなく、子供の教育にお悩みの全ての方にお薦めしたい一書です。



[著者略歴]

行田 稔彦(こうだ としひこ)

1947年生まれ

1970年 新潟大学卒

現 在 和光小学校・和光鶴川小学校校長(2校兼務)

著 書 『算数教室ふんせん記』(民衆社)、『思春期への迷い旅立ち』(星林社)、『算数計算カルテ』(編著・民衆社)、『やる気てら育てる手づくり算数』(共著、明治図書)、『学校ってすてたもんじゃない』(共著)、『教えから学びへの授業づくり①算数』(共編者)(いずれも大月書店)、『和光小学校の総合学習・全3冊』(共編著、民衆社)、『総合学習・和光鶴川小学校の計画と実践・全3冊』(共編著、旬報社)

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