アメリカに救われたジョン万次郎とアメリカ彦蔵:開国前夜、世界を見てきた日本

(著) 志岐隆重

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[商品について]
―開国の波に翻弄された二つの人生―
遭難によって捕鯨船によって救助され、そのままアメリカへと渡った中浜万次郎は、ゴールドラッシュで帰国資金を稼ぎ10年の歳月を経て帰国した。その翌年、アメリカのペリー艦隊が日本にやってきたことを受けて、幕府は万次郎を呼び寄せて幕臣とし、ペリー艦隊の再訪の際の交渉担当の一員として通訳に起用することを考えていた。一方、万次郎が日本に帰って来たころ、同じように遭難によってアメリカ商船に救助された浜田彦蔵は、サンフランシスコに連れて行かれ、アメリカ政府の対日交渉に利用に利用されようとしていた。
日本の開国に重要な役割を果たしたジョン万次郎と、開国によって帰国し日本で最初の新聞で「海外新聞」を創刊したアメリカ彦蔵、数奇な運命をたどった二つの人生を辿る歴史ノンフィクション。

[目次]
ジョン万次郎 篇
はじめに
第一章 ホイットフィールド船長
第二章 捕鯨船フランクリン号
第三章 一〇年ぶりの帰国
第四章 ペリー来航と万次郎
第五章 「万次郎を起用するな」
第六章 咸臨丸の万次郎
第七章 万次郎、大活躍
アメリカ彦蔵 篇
第一章 栄力丸と彦蔵
第二章 税関長サンダース
第三章 彦蔵の受洗と帰化
第四章 リンカーン大統領
参考文献

[出版社からのコメント]
江戸幕府の締結した不平等条約は明治維新の原動力のひとつとなりましたが、同じように遭難によって救助されアメリカに渡った二人の日本人が、それぞれ日本の開国にかかわりながらどの様な人生を歩んで行ったのか、本書を通じて歴史の面白さを味わっていただければ嬉しく思います。

【著者プロフィール】
志岐 隆重(しき・たかしげ)
一九三八年生まれ。
一九六二年広島大学卒。
以後、長崎県立高校教諭(社会科)。
一九九九年退職。長崎市在住。

〈著書〉(歴史ノンフィクション)
『島原・天草の乱』葦 書 房
『天正少年使節』長崎文献社
『長崎出島四大事件』長崎新聞社
『トーマス・グラバーと倉場富三郎』長崎新聞社
『十二回の朝鮮通信使』長崎文献社
『元と高麗の侵攻』長崎文献社
『後藤象二郎と岩崎弥太郎』長崎文献社

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