シルクロード――悠久の歴史を貫くユーラシア、遥かなるその世界をめぐる

(著) 亀山忠夫

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[商品について]
――三蔵法師が「信仰に厚い心はことに隣国より甚だしい」と記したシルクロードの最重要拠点は次のどこでしょうか。
1.ガンダーラ、2.バーミアン、3.ペシャワール
正解は、本書「Ⅷ 天竺路」をご覧ください。
ユーラシア大陸を貫いてアジアと西洋をつなぐシルクロードは、その長い歴史の中で政治、経済、文化、宗教などに大きな影響を与えてきた。この歴史的な交易路をユーラシア大陸の民族や宗教、その土地での生活、文化交流、東の終着点とされる日本の奈良の遺物など、これまで明らかにされてきた研究結果をもとに鳥瞰した、シルクロード入門としても格好の一書。

[目次]
前書き
Ⅰ 中央ユーラシアの遊牧民族
1 遊牧民族
2 騎馬遊牧民族の発生
3 騎馬遊牧民国家の形成
4 匈奴の進出
5 騎馬遊牧民族の大移動
6 中国と騎馬遊牧民国家
7 突厥(トッケツ)の大移動
Ⅱ シルクロード(絲綢之路)
1 交易品
2 交易商人
3 隊商(キャラバン)
4 隊商宿(キャラバンサライ)
5 砂漠の路
6 山岳路
Ⅲ 河西回廊(長安~敦煌まで1600km)
1 石窟寺院
2 長安(黄河文明の中心・1928年西安となる)
3 蘭州(ランシュウ、標高1500m長安の北西450km)
4 武威(ブイ、標高3000m、蘭州の北西370km、ゴビ高原)
5 張掖(チョウエキ、標高3000m)
6 酒泉(シュセン)
7 敦煌(トンコウ)
Ⅳ 東トルキスタン(トルコ語を話す人々が住む土地という意味)
1 天山北路(アルタイ山脈の南、ジュンガリア地方)
2 天山南路・西域北道(全長2000km)
3 西域南道
Ⅴ 草原のシルクロード(ローマと長安を結ぶ最短交易路)
1 キルギス
2 カザフスタン(略称・カザフ、コザック族の住む国の意)
Ⅵ コーカサス(現カフカス)
1 グルジア(現ジョージア、黒海沿岸)
2 アゼルバイジャン(カスピ海沿岸側、首都バクー)
3 アルメニア(初めて東方正教会を国教にした国)
Ⅶ ソグデイアナ(ウズベクの中心、旧バクトリア)
1 フェルナガ(旧大宛国)
2 ウズベキスタン(略称ウズベク、ソグデイアナの中心地)
3 タジキスタン(略称タジク1991年ソ連より独立)
Ⅷ 天竺路(インドへの路)
1 アフガニスタン(略称アフガン、バクトリア地方)
2 カシミール(インド藩王国の古名・1846年建国)
3 パキスタン(清浄な人が住む国の意)
4 インド(天竺)
Ⅸ 西アジアのシルクロード
1 トルクメニスタン(略称トルクメン、ソ連より1990年独立)
2 イラン(アケメネス朝ペルシャ、ササン朝ペルシャ、シーア派)
3 イラク(紀元前19世紀、古代バビロニア王国・アッシリア帝国)
4 シリア(1946年独立)
5 ヨルダン(3大一神教の聖地、旧約聖書の世界が残る国)
6 トルコ(アジア最西端の国、小アジアとも呼ばれる)
Ⅹ その他のシルクロード
1 西南シルクロード(茶馬古道)
2 海のシルクロード
Ⅺ シルクロードの宗教
1 ミトラス教(ミスラ教)
2 キリスト教ネストリウス派(ギリシャ・カトリック)
3 イスラム教
4 バラモン教(ヒンズー教)
5 ゾロアスター教(拝火教、祆教紀元前7~6世紀)
6 ジャイナ教(紀元前6~5世紀)
7 仏教(紀元前5世紀)
8 大乗仏教
9 マニ教(祆教・ケンキョウ、3世紀)
Ⅻ シルクロードの功労者
1 アレクサンドロス3世(マケドニア国王、紀元前336~323年)
2 アショーカ王(マウリア朝紀元前317~186年)
3 カニシカ王(クシャーナ朝紀元前1世紀~AD3c)
4 求仏僧
5 マルコポーロ(イタリア・宝石商との説あり)
6 張騫(チョウケン・紀元前139~114年)
7 シルクロード探検隊
ⅩⅢ シルクロードの終着点
1 シルクロード東端の路は古道・奈良街道
2 来日した外国人
3 正倉院御物
4 音楽、楽器、芸能
5 その他、産物、書籍
6 我が国への伝来仏教
後書き
参考資料
TV & DVD
著者略歴

[担当からのコメント]
様々な民族、様々な文化、そして歴史の中で栄え消えていった人々の営みなど、シルクロードからは単なる遺跡とは異なるロマンを感じるという方も少なくないのではないでしょうか。知れば知るほど奥深いシルクロードの世界への旅を、ぜひ本書で楽しんでいただければ嬉しく思います。

[著者略歴]
亀山忠夫(かめやま・ただお)
メール:kametadao666@yahoo.co.jp

1937年 大阪市に生まれる。
1953年 三菱重工業(株)神戸造船所 入社。
1962年 三菱重工業(株)高砂製作所へ転勤。
1984年 同所工作部品質管理担当主任。
1991年 工作部 Cost Center長(主務)。
1995年 三菱重工業(株)を定年退職。三菱原子力(株)に移籍。
1999年 三菱原子力(株)退職。

專門分野
1 経営管理 組織改革改善
2 教育研修 管理監督者教育

著書
2000年 インドネシア事情 文芸社(2000年)
2001年 管理者のための経営管理 文芸社(2000年)
2007年 四国霊場八十八か所 歩き遍路の案内書

海外勤務歷
インドネシア(2年)、シンガポール、タイ、マレーシア、オーストラリア

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