ダバオに消えた父: 地獄の逃避行

(著) 丸山忠次

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「そして悲劇が起きた。昭和二十年五月七日雨上がりの夕方、突然、日本兵が着剣した銃を向け、私たちの隠れていた防空壕の入口に立った。」(本文より)かつて栄華を極めた日本人町ダバオは軍国日本の泥靴によって踏みにじられ、医師であった父は自国軍により惨殺、米軍の砲撃や空爆にさらされながら母と幼い兄弟はジャングルをさまよい、地獄の逃避行を続けた……不条理な現実を生き抜いた男の手記。「ダバオ—繁栄から悲劇の島へ」、「はじめての祖国で」の2部構成——人間の極致的心理を重厚な筆致で綴った一冊。

【著者プロフィール】
丸山 忠次(まるやま・ただつぐ)
1938(昭和13)年、フィリピン・ミンダナオ島・ダバオ市ミンタル病院勤務医師の四男として生まれる。45年5月、米軍の攻撃を受ける中、日本兵に父を殺され、母・兄とジャングル内に逃避行。敗戦により、米軍収容所に入る。同年11月、郷里・長野に引き揚げ、母と山地の開拓に入る。高校卒業後、上京、就職。1998(平成10)年、外資系企業を退職。シルバーセンターなどで、自然環境を守るために働く。

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