人間の「本質」とは何か
(著) 町屋肇
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[商品について]
現在語られる多くの経済学では技術的な側面ばかりに言及し、対象となる我々人間は常に利益のみを追求し続けるものとされている。しかし、現実世界における我々は各々の信念や生き方を持ちそれらに従って行動を起こす。そう考えると一般的な経済学の視点にはいささか疑問を持たざるを得ない。本書はそのような根本的な問題をもとに行動経済学や経済哲学について言及する。そしてその先にある経済学と人間の営みの本質を解明するのである。現行の経済学に一石を投じるとともに、我々の生き方や人生について再度考えさせられる名著をぜひご覧いただきたい。
[目次]
1 はじめに
2 人間の行動を誘導する権利の主張
3 人間の行動を駆り立てる「欲望」
4 求心力を強める「欲求」
5 生命を育む環境
6 物理的な側面からの人間像
7 人工知能(AI)の世界を迎えて
[出版社からのコメント]
本書は経済学の面から人生や人間の本質を探るいわば人生の教科書とも言える一冊になっています。執筆を手掛けた町屋肇氏が生涯をかけて導き出した道のその集大成をお楽しみいただけたらと思います。
[著者プロフィール]
町屋 肇(まちや はじめ)
1942年 旧満州国生まれ、青森県育ち。
1967年 神奈川大学法経学部経済学科(大熊信行ゼミ)卒業
1967年 特殊法人 公立学校共済組合本部 就職
2003年 同 退職
2003年 財団法人 教職員生涯福祉財団 就職
2008年 同 退職
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