今こそ「家族」を取り戻せ:現代人が忘れた日本という国の根底を改めて考える
(著) 薄井宏彬
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[商品について]
―子供は家の宝であり社会の宝でもある―
コロナウイルスが世界的に流行する中、日本は伝統的に根付く衛生観念と国民個々の自主的な努力によって、危機を乗り越えてきた。しかし、こうした国民の協調性の根底にあって、それを支えるものとして重要な存在である「家族」のあり方が今、社会の変化と共に変わろうとしている。 特にリモートワークなどのデジタル化の進展は、以前から問題になっている「家族の崩壊」をより鮮明にあぶり出している。本書では、家庭教育を通じて改めて家族の在り方を見直し、家族や地域社会の住民が心地よく暮らせる社会にするためには何をすべきかを考えていく。
[目次]
はじめに
何故これほどまでマナーが悪い
拙著のような老齢の男でも、目を覆いたくなるような無作法
1)コミュニケーションがなく『家族』はバラバラになっている
2)子どもをペット化する親
3)企業も『家族』崩壊を助長 ~誤った成果主義の下で『家族』崩壊~
4)やる気のない「隣組」が家族の崩壊を早めている。
5)~地域社会こそ楽しい『家族』のコミュニテイの場~
最後に
[出版社からのコメント]
近年では子供の教育は学校の責任という考え方が多くなりつつありますが、子供の人格形成に家庭環境が大きな影響を与えることを考えれば、教育の第一歩は家庭からという意識をより高める必要があるのではないかと思います。本書を通じて、改めて家族について、地域社会について考える機会を持っていただければ嬉しく思います。
【著者プロフィール】
薄井 宏彬(うすい ひろあき)
1943年大阪市生まれ。大阪外国語大学(現大阪大学)(ドイツ経営学専攻)を卒業し、伊藤忠商事入社。入社後、海外研修生として、ドイツのケルン大学留学(ドイツ経済論専攻)。ドイツ、スイス駐在などを経て、2001年11月ITCorporation創設
現在、会社経営のかたわら、エッセイストとして、会社/社員研修、学校/図書館/全国自治体、文化センター/カルチャーセンターなどでセミナーや講演活動中
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