和夫、畑に立つーー定年からの野菜づくり奮闘記
(著) 前田泰紀
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──「美しい野菜を作るとなると、手がかかるのさ」──
二年前に会社を定年退職した和夫は、妻の文子と郊外の一戸建てでのんびりと余生を送っていた。しかし、ある日ふと「野菜を作ってみたい」と思いつき、近所で農家を営む山下のもとへ相談に行く。軽い気持ちで山下に会いに行った和夫だったが、野菜作りは生半可な気持ちではできないこと、そしてやるからには本格的にやるべきことを説かれる──。
美しいキャベツを作るため、土だらけになって取り組んだ畝作りや苗の植え付け、また重たい機械を担いでの農薬散布など、次から次へと待ち受ける過酷な作業を通して、和夫は野菜作りの厳しさを知る。果たして和夫は立派な野菜を作ることができるのか……。
野菜作りの過酷さと奥深さを描いた、リアル農業フィクション。
[目次]
野菜作り志願
著者略歴
[担当からのコメント]
主人公の和夫と同じように、定年後の趣味として野菜作りに興味のある方は多いかもしれません。そんな方は、本作を読めば、野菜作りにはどんな苦労があり、どんな喜びがあるのかリアルに感じていただけるはずです。小説仕立てになっていますので、ぜひ楽しみながら野菜作りのことを学んでみてください!
[著者略歴]
前田泰紀
一九五〇年名古屋市に生まれる。種苗会社でキュウリの育種などを行い、品種の普及や野菜の栽培指導を行った。著書には「お庭で菜園、やってみた」、「野菜作りのプロのキホン」など多数。
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