夢のあした【電子書籍版】

(著) 葉山弥世

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作品詳細

[商品について]
人の感情は火花のように激しく散ることもあれば、心の中に秘めて長い年月をかけて深く濃くなっていくものもある。
愛情、後悔、喜びや悲しみ、秘められ熟成された人の心を、柔らかい言葉で丹念に紡ぎ出す。それぞれの時を生きる四つの物語を収めた珠玉の作品集。

「目次]
京都、ある一日
五月の風
懺悔
夢のあした
あとがき(第十集へ)
初出一覧
著者略歴

[出版社からのコメント]
本書に収められた作品には、それぞれ別の時間が流れていますが、本書それ自体にも時間が流れています。ぜひ作品で出会う人々に秘められた様々な感情を共有しながら、本書のラストを味わってください。

【著者プロフィール】
葉山 弥世(はやま・みよ)

1941年 台湾花連市生まれ
1964年 広島大学文学部史学科卒業
1964年より2年間、福山暁の星女子高校勤務
1967年より広島女学院中・高等学校勤務
1985年 中国新聞主宰「第17回新人登壇」入賞
1986年 北日本新聞主宰「第20回北日本文学賞」選奨入賞
1996年 作品「遥かなるサザンクロス」が中央公論社主宰、平成8年度女流新人賞の候補作となる
2000年 広島女学院中・高等学校退職
「水流」同人(広島市)、「広島文藝派」同人(広島県廿日市市)、「かいむ」同人(広島市)

著書
『赴任地の夏』(近代文藝社、1991年刊)
『愛するに時あり』(同、1994年刊)
『追想のジェベル・ムーサ』(同、1997年刊)
『風を捕える』(同、1999年刊)
『春の嵐』(同、2001年刊)
『幾たびの春』(同、2003年刊)
『パープルカラーの夜明け』(同、2006年刊)
『城塞の島にて』(同、2009年刊)
『たそがれの虹』(同、2011年刊)

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