奇想の楽園――平瀬亘短編小説集

(著) 平瀬亘

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[商品について]
―創造の魔法と現実世界が交錯する、才気あふれる異色の短編集―
そばにいる人が話しかけようが、裸になろうが、寝ようが、とにかく沈黙する――それが「沈黙師」の仕事だ。その日の午後、仕事から帰ってきた中井信二のもとに1つの依頼が舞い込んだ。依頼者の名は、紀谷はる江。夜の8時に彼女の自宅を訪れ、沈黙してほしいというものだった。そしてはる江は、沈黙する中井のそばで長いひとり語りをした後、自殺するのだった——。人がただそこにいるということの意味を読者に問いかける「沈黙師」をはじめ、類稀なる想像性を如何なく発揮して、日常に潜む奇想の世界を描いた全6作品を収めた短編集。

[目次]
検診
コブモールの鰐(わに)
音楽の先生
環七路戦記
沈黙師
泣きわらし
蘇生
あとがき
著者略歴

[担当からのコメント]
私たちが生きる日常の世界、それを退屈で平凡な世界と感じるのであれば、それは目を閉じ耳を塞いで生きているということの何よりの証なのかも知れません。目の前にある日常、そこにある光景の、ほんの僅かな、薄皮一枚ほどのベールを剥いでみれば、そこにはこれまでとは異なる世界が姿を現す――そんな奇想の世界を、ぜひ存分にお楽しみください。

[著者略歴]
平瀬 亘(ひらせわたる)

季刊『銀河』同人

大正14年 岩手県奥州市生まれ
太平洋戦争中陸軍軍属として東南アジアに従軍
昭和23年より 警察官、精神病院職員など
昭和37年3月 岩手高等看護学院卒業
昭和38年8月 国立療養所多磨全生園看護師
昭和61年3月 国立療養所多磨全生園看護師
平成18年3月 放送大学卒業

著書 「オットー氏の部品」「花札」ほか

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