小説 金印 第三巻 山門伊国(邪馬台国)滅ぶ【改訂版】
(著) 高田陽峰
Amazon作品詳細
[商品について]
―大乱の世は、ついに佳境へ―
女王・日巫女の支配する山門伊国(邪馬台国)は、川名の王子・日見矢彦率いる軍による侵攻を受け、大きな痛手を負っていた。それは、かつて連合国家として栄華を極めた山門伊国崩壊への第一歩だったのである。ーー大国主命の出雲行きに隠された物語。その大国主命の兄であり、敗戦後の川名を立て直すべく軍部の総指揮官に使命された小名彦名(すくなひこな)。そして川名の王を継ぐ者・磐余彦(いわれひこ)らの活躍。各地の地名に潜むドラマを解き明かしながら、日本古代史に眠る壮大なロマンを大胆に描いた大河小説シリーズ『金印』の第三弾。
[目次]
前巻あらすじ
第一章 日見矢彦の戦の後
第二章 大国主命出雲へ
第三章 川名国の戦争準備と山門伊国
第四章 磐余彦立つ
第五章 伊那佐山
第六章 夜須河原の密約
第七章 宇陀守道の高倉制圧
第八章 山門伊国崩壊
第九章 山門葛木国滅ぶ
第十章 山門伊の残党と伊加賀砦
第十一章 磐余彦の山門固め
年表
著者プロフィール
[担当からのコメント]
古代史や神話と聞くと、現代の私たちからは遠く離れた世界の話のように感じる方もいるかもしれません。しかし本作を読んでみると、確かにここ日本でかつて様々なドラマが生まれ、その物語は現代にも、各地の地名や伝承として脈々と受け継がれていることを実感します。まるで時空を超えた歴史の旅に出かけるような感覚を、ぜひ本書でご堪能ください。
[著者プロフィール]
高田陽峰(たかだようほう)
本名 折野英夫
1946年、徳島県徳島市生まれ
現在は奈良県在住
【著書】
『危機感じから始まる危機管理術』(新風舎 2007年刊)
『小説 金印 第一巻 輪国(倭国)の大乱始まる』(文芸社 2014年刊)
『小説 金印 第二巻 山門伊国(邪馬台国)誕生』(文芸社 2015年刊)
新刊情報