島根・鳥取の民話とわらべ歌

(著) 酒井董美

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作品詳細

はじめて聞くのに、なつかしい――
著者が山陰各地の語り手を訪ね聞いた18編の民話(「桃太郎」「鶴の恩返し」など)と18編のわらべ歌(手まり歌、子守歌など)を収録した一冊。またコラムとして「現代の語りと伝統の語り」「語り手の養成」など伝承・口承文学の現状と後世に伝えるための活動を紹介!!
長い歴史を通して伝承されてきた古人からのメッセージに耳をすませてみては――

【著者プロフィール】
酒井 董美(さかいた・だよし)

昭和10年生まれ。松江市出身。
昭和32年、島根大学教育学部中学二年課程修了。玉川大学文学部卒業(通信教育)。島根県下の中学校・高等学校に勤務した後、大学に転じた。山陰両県の口承文芸を収録・研究している。平成11年、島根大学法文学部教授を定年退官、鳥取短期大学教授となり、平成18年退職。その後、24年3月末まで松江市大庭町の出雲かんべの里館長を務めた。昭和62年第27回久留島武彦文化賞受賞。

主要編著書(口承文芸関係)
『石見の民謡』 − 山陰文化シリーズ19 −西岡光夫氏と共著(今井書店)
『島根のわらべ歌』尾原昭夫氏と共著(柳原書店)
『鳥取のわらべ歌』尾原昭夫氏と共著(柳原害店)
『山陰の口承文芸論』(三弥井書店)
『山陰のわらべ歌』(三弥井書店)ほか多数
『向かい山猿が三匹とおる』−石見の民話・民謡・わらべ歌 −(ハーベスト出版)
『島根の民謡』 −謡われる古き日本の暮らしと文化 −(三弥井書店)
『ふるさとの民話』全15巻完結(ハーベスト出版)、ほか多数

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