川柳 イズ バック
(著) 八木柳雀
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「土地あれば立派に建ちますマイホーム」
「ボンジュール仲間うちではよく使い」
などの諧謔精神、ユーモア精神あふれる川柳の数々……。
“笑い”の要素を多く含んだ川柳世界を逍遙しつつも
なにか「ホッと」させられる和みの世界観。
著者の天性の才能が川柳となって明るみに出た決定版!
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川柳界は、二〇〇七年に、初代川柳・柄井八右衛門が立机して二五〇年を迎えることを記念して、「川柳の年」と名付け、各種行事が企画されている。
今、世間では空前の川柳ブームと呼ばれている。これは川柳が誕生以来比類をみない盛況ぶりだからである。
しかし、その実体をみると川柳人としては手放しで喜べないものがある。
現在、隆盛を誇っているのは、サラリーマン川柳を筆頭に、メディア川柳・公募川柳等であり、これは、現代社会が川柳を欲し、川柳によって心を癒し、笑いを求め、生活をエンジョイしたい気持ちが強いからであろう。
サラリーマン、農漁村、学生、シルバー、ジュニア、女性など種々な立場で、それぞれの世界において特性のある川柳を詠み、楽しんではいかがだろうか。
著者プロフィール:
八木 柳雀(やぎ・りゅうじゃく)
1935年北海道出身。
川柳250年実行委員。
全日本川柳協会幹事。
川柳学会理事。
中の島川柳会会長。
川柳マガジンクラブ札幌句会世話人。
主な著書に、「柳に雀」「大衆の川柳」「リンゴの詩」。
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