手術不能のがんでも治る!:音速弁護士、免疫療法で完全勝利
(著) 福島正
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がん治療は結局、免疫療法に始まって免疫療法に終わる――。
本書は、31歳でがんを患い、13年後に幅20センチ大の超巨大がんとして再発、動脈が通っているために手術もできない状態から化学療法、免疫療法を経てCR(完全寛解)に至った著者が、自らの命がけの闘病体験を通じて、三大療法とは異なる「免疫療法」の可能性を綴った記録である。
がん患者や家族にとって参考となるだけでなく、日本のがん治療に一石を投じる内容となっている。
「目次]
はじめに─CR記念日
第一章 ウルトラマンの時代
最初のがん体験
体調の悪化
的外れな治療
LDHのシグナルを見逃す
他
第二章 がん告知
運命の平成一一年一月一四日
八房会病院の廊下で考えたこと
運命の一冊
ブナの木
他
第三章 佐野外科の非通常療法
富士山の雪
佐野外科への入院
峡道クリニック
ついにがん告知
他
第四章 化学療法の日々
遅すぎた転院
外科の入院病棟
山梨への見舞い旅行
検査漬けの日々
他
第五章 「何とかの頭」
佐野外科への転院
身延山の雨
五ヵ月半ぶりの帰宅
在宅免疫療法
他
第六章 CRへの道
新免疫療法との出会い
近畿大学腫瘍免疫等研究所
八木田先生登場
弁護士業務再開
他
第七章 がん患者としてのメッセージ
免疫コンサルタント
それでは、がん患者はどうしたらよいのか?
2019年秋のあとがき
著者略歴
[出版社からのコメント]
日本では、がんの治療法として「手術」「薬物」「放射線」の3つの治療法が主流ですが、専門知識を持たない患者側からすれば、専門家である医師の意見に従うしかないのが現状です。
本書には、実際にがんの告知を受けたとき、私たち患者がどうすればいいのかについて、具体的に書かれています。患者の体に負担をかけずに治す治療法は、今後ますます重要になっていくでしょう。
「もしも」のときのためにも、多くの方が本書を手に取っていただければ嬉しく思います。
[著者プロフィール]
福島 正(ふくしま・まさし)
1954年滋賀県生まれ。京都大学法学部卒業。
1981年弁護士登録。
大阪市内の竹林・畑・中川・福島法律事務所のパートナーとして、使用者側労働事件を中心に、企業法務全般を手掛ける。「なにわのローカル弁護士」「音速弁護士」を自称するが、役職や名誉には縁のない趣味人と言われている。
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