教育流邦楽狂師の生活2――子ども邦楽合奏団始末記

(著) 茅原芳男

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作品詳細

[商品について]
―カンヌ国際映画祭のメイン会場、カンヌ国際〇〇ホール。〇に入るのはなんでしょうか―
1、フェスティバル 2、プレミアム 3、メイン
正解は、本書 第2部6節「最終海外演奏旅行「カンヌ日本文化祭」で急病人」をご覧ください。
本書は、西洋の音一辺倒の日本の音楽教育の中で、理想とする邦楽重視の教育を実現するべく設立された邦楽合奏団と、子どもたちの活動の記録である。実績を重ねても変わらない日本の音楽教育、四面楚歌の中で邦楽中心の教育をすることの限界を感じた著者は、保護者からの提案を契機に、教職を辞して邦楽合奏団を独立させることを決意する。そして子どもたちと共に歩み出したその新たな道は、ついにカンヌ日本文化祭にまで至るのだった――。前著『音それは生きる力①』に続き、音楽教育への想いを綴った珠玉の音楽教育ドキュメント。

[目次]
は じ め に
第一部 杉並三小の課外活動で
〇「邦楽合奏教室」開設
☆新任校はユートピア
☆箏(こと)で開始 指導はアコーディオン
☆使う音と曲目など
☆三味線で一大事
☆中間発表会
☆「朝練開始
〇杉三邦楽合奏団へ衣替え
☆第一回発表会 プログラム
☆NHKTV「音楽の広場」出演
〇杉並邦楽合奏団へ改称
☆初体験・ヨーロッパ演奏旅行
☆五周年記念発表会
☆一世一代の転機
第二部 東京子ども邦楽合奏団ものがたり
☆国際音楽教育会議に向けて
☆二十四時間TV
☆「邦楽教育を推進する会」設立の集い/合奏団特別演奏
☆TV「題名のない音楽会」全員出演
☆合奏団設立十周年記念発表会。杉並区、セシオン杉並ホール。三月十六日。
☆最終海外演奏旅行「カンヌ日本文化祭」で急病人
おわりに
著者略歴

[出版社からのコメント]
本書は、日本の音楽教育に邦楽がもたらすものを描くだけでなく、教育界からの理解を得られない中でも理想を曲げず、自分の道を貫いた一人の教育者の姿を描いた作品でもあります。困難な日々をおくる全ての方に、ぜひお届けしたい一冊です。

[著者略歴]
茅原 芳男(ちはら・よしお)

○昭和4(1929) 新潟市出身。
○新潟第一師範学校、法政大学経済学部(通信教育)、武蔵野音楽大学短期大学部二部。
○昭和24(1949)~61(86)
  新潟市の中学校、東京都の小学校で音楽教師。
○昭和56(1981)~平成4(1993)
  子ども邦楽合奏団の活動。ISME(国際音楽教育会議)TV「題名のない音楽会」他で演奏。
○昭和63(1988)~平成18(2006)
  邦楽教育を推進する会・特定非営利活動(NPO)法人邦楽教育振興会を設立、活動。
 ・目的 「和楽器の活用」を学習指導要領に明記すること。後年、実現。

◎受賞歴
・文部大臣賞「小学校における日本の音楽の鑑賞指導」(財)鑑賞教育振興会(昭和48)
・読売教育賞「和楽器による表現指導」読売新聞社(昭和48)
・優秀賞  「ゼロから出発ウィーンヘ 邦楽合奏団四年間の記録」邦楽社(昭和60)
・久留島武彦文化賞「東京子ども邦楽合奏団の活動」日本青少年文化センター(平成2)
・博報賞 伝統文化教育部門 (財)博報児童文化振興財団(平成9)
◎入門・編曲作品など
・「やさしく学べる箏入門」(全音)
・二部合奏曲「いい箏(こと)しよう箏(そう)しよう」1・2、箏二部 長唄「越後獅子」より、「ミソラとシミラde三味線入門」、二部合唱と箏群「ふるさとめぐり」、和洋合奏曲「春の海」・「八木節」、他(以上マザーアース)
・「箏 授業もはじける調弦法」、「国境のない和楽器譜」「なつかしいわらべうた編」(以上家庭音楽会)
・電子書籍「教育流和楽器・邦楽入門」(22世紀アート)
・電子書籍「教育流邦楽狂師の生活1 子どもたちにこそ、日本の音が必要だ」(22世紀アート)

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