日本国家の起原と銅剣・銅矛・銅戈・銅鐸の謎
(著) 井手將雪
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考古学者故原田大六氏の遺志を継ぎ、その研究に心血を注ぐ著者の、考古学研究書・第二巻!!
本書は、銅剣・銅矛・銅戈・銅鐸などの祭具が、どのような意味のもと、どのような活用されてきたのか、その謎に迫る!! 例えば、銅鐸はその台風八岐大蛇追放の祭具であったことや、銅剣・銅矛・銅戈・銅鐸は生贄にされる童女を救った祭具であったなど――
銅剣・銅矛・銅戈・銅鐸から時代を読み解く希少な一冊。
是非ご一読ください。
【目次】
まえがき
第一章 水稲種子の渡来以前—縄文時代—
〔一〕考古学による縄文時代
〔二〕神代史に見る縄文時代
第二章 弥生I期—水稲耕作の始まり 西暦前五五〇年頃—
〔一〕考古学によって知る初期稲作
〔二〕神代史によって知る初期稲作
第三章 弥生Ⅱ期—朝鮮系青銅器文化 西暦前二二〇年頃~西暦前一〇九年頃—
〔一〕考古学によって知る初期青銅器文化
〔二〕神代史によって知る初期青銅器文化
第四章 弥生Ⅲ期—前漢文化の影響 西暦前一〇八年頃~西暦八年頃—
〔一〕考古学によって知る前漢文化の影響
〔二〕神代史によって知る前漢文化の影響
第五章 弥生Ⅳ期—新・後漢文化の影響 西暦八年~一〇七年頃—
〔一〕考古学によって知る新・後漢文化の影響
〔二〕神代史によって知る
第六章 倭国大乱以前のまとめ
あとがき
図版出典明細
著者プロフィールーーーーー
井手 將雪(いで まさゆき)
一九三三年生まれ。
平原弥生古墳調査報告書編集委員として
『平原弥生古墳 大日孁貴の墓』(原田大六著)
の製作に携わる。
著書『倭女王 大日孁貴の墓』(近代文芸社、一九九六年)
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