歩き遍路は山あり谷あり海あり──「車・徒歩・自転車」3つの旅路
(著) 増田英俊
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[商品について]
―少しでも空海に近づきたくて―
甘えと弱さのある自分にムチを打つ気持ちと、幸運を恵んでくれた神仏に感謝するため、そして今は亡き父母の供養のため、歩き遍路に出ることを決めた。軽トラックに積んだ自転車をあらかじめゴール地点に置いてくる。そして車で出発点まで戻ると、そこから歩いてゴールを目指し、終着点に着いては自転車で出発点まで帰るという、一度に「車・歩き・自転車」の3つの光景を経験する遍路の旅。いま、その記録を書き記す。ーー本書は、合計70日で1085.3キロを歩いた著者の遍路体験が克明に綴られた一書である。ほぼ日帰りで行った遍路の詳細な記録に加え、その中で学び得たお経の知識や遍路の極意、また旅の中であらためて身に染みた父の教えなど、さまざまな視点からその旅路を振り返る。
[目次]
一 はじめに
二 徳島県の遍路「発心の道場」
三 高知県の遍路「修行の道場」
四 愛媛県の遍路「菩提の道場」
五 香川県の遍路「涅槃の道場」
六 おわりに
著者略歴
[担当からのコメント]
歩き遍路や自家用車遍路など、さまざまな方法が用いられるお遍路ですが、一日で「車・歩き・自転車」という3つの方法によって同じ道をたどった人は著者の他にあまりいないのではないでしょうか。遍路体験記として楽しくお読みいただくのはもちろん、これから遍路に挑む方のためのガイドブックとしても大変心強い1冊となっています。
[著者略歴]
増田英俊
昭和20年2月17日生
昭和42年徳島大学教育学部卒業
阿南市立見能林小学校教諭
徳島県教育委員会管理課主事
阿南市立津乃峰小学校教頭
阿南市教育委員会学校教育課主幹
阿南市立富岡小学校長
平成17年3月定年退職
阿南市教育研究所長
阿南市史編纂室専門員
阿南市立見能林公民館長
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