無から無へ

(著) 黒島礼観

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[商品について]
―有限なる生が、詩に誘われてその故郷である無へと回帰する―
半月のころ秋の海/恵山のホッケ素晴らしく/美味なるものは秋の魚/骨と皮をも食べつくす/それが仮想と言うけれど/生きているのが存在だ/ホッケは海に月は空/ホッケは月を見たことが/あるのだろうか水上の/世界のことを不可思議を/何も知らずに生きてゆく/ホッケの存在意味なこと(「半月とホッケ」より)
有限と無限、生と死、無と無の間を自由に行き交う思考、その漂う先にある言葉が日常に潜り込んだ無限を詩で浮かび上がらせる、魂の胎動と豊かな詩情を感じさせる著者初の詩集。

[目次]
はじめに
無から無へ
ミミズのように
詩歌の心
春の兆し
前向きに
グミの樹
詩人になった日
五十年前の標本

ノナの風
ぐみのジャム
温泉と風鈴
春菊の花
ムクゲ
守護木
小春日和の芝桜
朝顔
イカ売りの声
八重桜の落葉
枝垂れ柳
恋の林
新年元旦
冬の星座
冬野ボタンの花
冬の絵画
再生
幸福
何処より先に春が来た
北海道の春



葉をつけないケヤキ
ホーレン草が穫れた
桜の七月
初恋の花
入口(一)
入口(二)
ナベワタさん
五体
音律
逃避
飲酒
七五調
否定
肯定
不完全
完全
新年
大寒のころ
米国の新星
節分
箱館から函館へ
家族
娘のひなまつり
責任
化け物
ヘルメット
春高岡森林公園
防風林
春の夢
ハクセキレイ
円と直線(一)
円と直線(二)
配偶
皆既日食
月光の海峡
色彩色
ストレス
蓄積
思いの居場所
四十億年の記憶
半月とホッケ
九月の北こぶし
ホオズキ
時間と空間の外側

自転車
歳末
年始
仙人
俗人
純白
四足歩行
子宮の不思議

風は見えない
水仙

移り行く春の時間
赤い鼻

てんとう虫
えんどう豆
勲章
欲情
上中下
エネルギー
小学時代・夏

トンボ
表象
接吻
七十八歳
甘える
光を求めて
あとがき
著者紹介

[担当からのコメント]
同じ言語を使っているのに心に響く言葉とそうでない言葉があるのはなぜだろう、そんなことを思うときがあります。本書は、そんな言葉の無限の可能性を追い求めた詩の道程といえるような作品です。言葉のプリズムで日常に新たな光をあてる詩の世界を、どうぞじっくりとお楽しみください。

[著者紹介]
黒島 礼観
本名 黒島 禮一郎(くろしま れいいちろう)

1944年  北海道銭亀沢村に生まれる
2001年  『独力登山は芸術だ』を出版
2005年  海上保安官を定年退職 晴耕雨読開始
2006年  100山踏破
2007年  『独力登山は芸術だ2』を出版
2007年夏 詩作開始
2010年春 瑞宝単光章叙勲
2011年  詩集出版、現在に至る

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