福祉活動奮闘記: 名もなきヒーローが走りつづけた40年
(著) 大野木一
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[商品について]
−昭和36年、著者が初めて福祉の業界に入ったときの日給は、次のうちどれでしょうか?
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正解は、本書第2章「臨時職員の辞令」をご覧ください。
福祉の面から、より良い社会を作るために奔走した著者の大野木一。自分の仕事に全力で向かい、業界に入ってから最後まで有給休暇を一切とらず人のために動き続けた。その結果、住民や職員からは「神様」と呼ばれるほどにまでなり、多くの人に愛される人物となった。根底にあるのは、「人に対して真摯に向き合う」という精神である。地位のある立場になったとしても、毎日の何気ない挨拶や人と丁寧に関わることを大切にする考え方は、福祉業界だけでなく全ての人との関わりに当てはまるだろう。本書は、著者が昭和36年に「社会福祉協議会」の事務局に入所してから平成22年の退職時までいくつもの施設を転々とし、福祉に関わり続けた約40年間を振り返ったものである。
[出版社からのコメント]
少子高齢化が進み、福祉の整備が急がれる現代において、福祉職員のあり方や福祉業界の課題を知ることは大切です。著者の大野木一の経験談により、昭和と平成の福祉業界を感じることができるでしょう。時代が変わっても、福祉の本質的な部分は変わりません。福祉業界に携わる全ての方に読んでいただきたい一冊です。
[著者プロフィール]
大野木 一(おおのぎ・はじめ)
社会福祉主事
昭和13年1月25日生
高校卒業後、福祉の道に志をいだき昭和36年より津山市社会福祉協議会を起点に民間社会福祉事業歴40年(地域福祉活動17年、社会福祉施設23年)
ゆりかごから墓場まで第一線における社会福祉8法の各分野にたずさわる。
「 社会福祉経歴 」
S36年~ 社会福祉法人
津山市社会福祉協議会 事務局次長(最終)
S52年~ 同 上 津山保育園長
S59年~ 同 上 城西保育園長
S60年~ 同 上 津山ひかり学園長
S63年~ 社会福祉法人
津山社会福祉協議会 常務理事
津山ひかり学園長
H 5~ 財団法人 江原積善会 (兼)
社会福祉法人 江原恵明会 総合企画室次長
H 7~ 同 上 特別養護老人ホーム園長
同 上 精神障害者福祉ホーム長(雑務)
H12年~22年 社団法人 介護員養成学園副学園長 社会福祉講師
「その他」
津山市医師会立 津山看護専門学校准看護科・高等看護科社会福祉講師 12年
津山市保育協議会事務局長9年、特別養護老人ホーム入所判定委員会委員 4年
介護認定審査委員会委員 2年、岡山県老人福祉施設協議会理事 2年、
民生委員・児童委員 2期6年、町内会長 5期
「現在」
社会福祉法人 津山社会福祉事業会 評議員選任・解任委員会委員
社会福祉法人 城東保育園 監事 兼 評議員選任・解任委員会委員
社会福祉法人 やよい保育園 評議員
林田旭々丘老人クラブ三寿会 監事
※ 著 書 「私の二十世紀」・「泣き笑い 社協活動奮闘記」2巻 彩図社出版
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