詩集 僕らはこの世界に生きている
(著) 長谷川幽明
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ー愚かで、美しくて、愛すべき世界をー
サヨナラ サヨナラ/手を振り 声枯らし/別れたか 情熱よ/果てなき途が アナタの歴史なら/サヨナラ サヨナラ/苦労厭わず 自証の為に/サヨウナラ サヨウナラ/為しえぬ恋よ夢よ/サヨナラ さようなら/私が大人になった この日から
(本書「サヨナラの日」より)
故郷の風景、旅立った家族、はつ恋の思い出、青春の疼き、東日本大震災の記憶、忘れえぬ人たち……。
人生の中の愛と悲しみ、そしてこの世界への想いを込めて。いま、思い出の写真とともに詠い上げる。
詩壇に所属することなく、師も持たず、18歳の頃から詩作を続けてきた孤高の詩人が意を決して編んだ傑作の自選詩集。
[目次]
巻頭の記
故郷の章より
家系の賦
天の花
無縫
点描の景
青春を謳う
朱儒の言葉
生れ来る児の為に
印象自記
来たる者の為に
諦めてはならない
夢詩集
子供の為の唄
花の詩
一行詩
自適に惚れて
記憶の壺
折々の詩
繁栄の裏側
日本点描
富士36景
多賀城のことなど
贈る
海外印象記(中国)
スイス探訪
トルコ萬遊
東日本大震災
僕らの世界
著者紹介
[担当からのコメント]
時には多くを語らず、また時にはまっすぐ心に迫ってくるような言葉が紡がれる詩の世界。独学で詩作を続けてきた著者の作品には、そんな飾らない詩の魅力や面白さがたっぷりと詰まっています。普段から詩に触れている方はもちろん、あまりなじみのないという方も共感できるハートフルな詩集です。
[著者紹介]
長谷川幽明
昭和21年6月28日に茨城県鹿島郡波崎町に生れ、同所で小中学校を終了する。その後、千葉工業高校入学し40年電気科を卒業した。
その後、専修学校(千代田TV技術学校・航空電子科)を経て同年、関東東芝商品販売(株)へ入社と同じくして佐藤悦子と結婚する。2年弱勤務の後、妻の気管支喘息の悪化激しく、医師の指導のもと石巻へ転居する。
翌年2月に東北東芝電材(株)に入社し、多賀城へ転居する。24年勤続後新石田電材(株)へ平成6年に移籍し、停年を迎え現在に至る。
詩については18才の頃より自作し始め一時期中断するも人生を振り返るべく現在まで1300編を書き溜めた。自選集を発行しようと考え早40余年が過ぎ、今回意を決して此の詩集を発刊しようと決意した。
現在まで何処にも所属することなく、師も持たず、自省と現社会を患い、希求し日本の、海外の風景もまた愛し見聞し、想いのまま反芻記述して、来る者への道標になれればと漸く茲に思い発った次第です。
拙劣を省みず、皆様方へ感謝と報恩に少しでも報いられればと思うばかりです。
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