身近な植物の面白いはなし――草花や野菜、果物にもある不思議なちから

(著) 斗沢栄一

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[商品について]

―植物、それは私たちと共に地球上に現れたもう1つの神秘―

草食動物に狙われやすいためアドニンという強力な毒で身を守っているフクジュソウ、左利き(左巻き)が多い植物の中で少数派として右巻きで成長するフジ、ひげの数だけ粒の数がある食卓にお馴染みのトウモロコシ、表面に付いている小さな粒一つ一つが本当の実であるイチゴなど、自然の中にある草花・樹木や、私たちが毎日食べている野菜・果物などの中にある植物の持つ力をカラー写真と共に分かりやすく解説した身近な植物観察ガイドブック。


[目次]

ふるさと植物の不思議 第一部

はじめに

春 Spring

雌しべに光集め虫誘う フクジュソウ(福寿草)

2カ月だけ地上に姿 キクザキイチゲ(菊咲一華)

美しいまま潔く散る ソメイヨシノ(染井吉野)

花が咲くまでに8年 カタクリ(片栗)

北を向くつぼみ コブシ(辛夷)

花終わり大きな葉に ミズバショウ(水芭蕉)

凜とした気高さ魅力 スイセン(水仙)

昆虫呼ぶ模様 花びらに ツツジ(躑躅)

雌株の花茎は背高く フキノトウ(蕗の薹)

成長は右巻き 少数派 フジ(藤)

茎や葉から有毒な乳液 クサノオウ(草の黄)

節に成長点 丈ぐんぐん タケ(竹)

蜜と赤い花で鳥誘う ヤブツバキ(藪椿)

夏 Summer

腐った葉から養分摂取 ギンリョウソウ(銀竜草)

繁殖力が強い帰化植物 ヒメジョオン(姫女苑)

昔は万能薬として利用 ドクダミ(毒痛み)

雨の日を華やかに彩る アジサイ(紫陽花)

太陽の動きに合わせて回るつぼみ ヒマワリ(向日葵)

ひげの本数=粒の数 トウモロコシ(玉蜀黍)

緑のカーテンに活用 アサガオ(朝顔)

〝夏の花火〟夕方から咲く ネムノキ(合歓木)

雄しべに三つのタイプ ツユクサ(露草)

繁殖力強い外来種 タンポポ(蒲公英)

他植物を阻害する物質を分泌 オオハンゴンソウ(大反魂草)

昼寝と夜寝をして成長 クズ(葛)

56枚葉発見ギネス認定 クローバー(白詰草)

秋 Autumn

生産量、果物で世界最多 ブドウ(葡萄)

寄生して栄養摂取 ネナシカズラ(根無葛)

落葉から甘い香り カツラ(桂)

波打つ葉が「女王」の印 ブナ(橅)

実は〝翼〟で回り遠くへ モミジ(紅葉)

ラッパの葉は先祖返り イチョウ(銀杏、公孫樹)

北半球の大半で繁殖 ナズナ(撫菜、薺)

実は天然のブローチ クサギ(臭木)

白い葉で昆虫集める マタタビ(木天蓼)

葉の上に花と実が付く ハナイカダ(花筏)

食べられる赤い果実 ヤマボウシ(山法師)

本当の実は表面の粒々 イチゴ(苺)

おいしさ「神の食物」級 カキノキ(柿の木)

名前は「官位一位」から イチイ(一位)

花色を変え昆虫誘う トチノキ(栃の木)

冬 Winter

2年目の秋迎え種熟す マツ(松)

縁起よく「難を転ずる」 ナンテン(南天)

がくは秋まで落ちない クリスマスローズ

動物の顔に見える葉痕 オニグルミ(鬼胡桃)

寄生し水や養分吸う ヤドリギ(宿り木)

強い抗菌力 住宅土台に ヒノキアスナロ(ヒバ)(檜翌檜)

優雅に蝶が舞う姿連想 コチョウラン(胡蝶蘭)

神々に豊年満作を祈願 マンサク(満作)

自然界のサイクル 植物と動物円滑に循環

【参考にした主な図書】

~野菜と果物編~ 植物の不思議 第二部

はじめに

〝かさぶた〟で身守る バナナ

広げた外葉で光合成 キャベツ

たまにタネが見つかる パイナップル

豊富な栄養で疲労回復 アスパラガス

年に何回も収穫できる ニラ

粘り気に高い健康効果 オクラ

細胞壊すほど辛味増す ワサビ

接ぎ木技術で安定生産 キュウリ

さやの中はふわふわ ソラマメ

消費量世界一の野菜 トマト

動物に食べられるため トマトはなぜ赤い?

さわやかな甘酸っぱさ キウイフルーツ

白い液体で身を守る レタス

食べ方、呼び名さまざま エンドウ

表皮の網目はかさぶた メロン

未熟な状態のダイズ エダマメ

複雑な葉で水分保つ スイカ

夏に収穫し冬まで保存 カボチャ

巻きひげがバネの役割 ゴーヤ

集中力を高める効果も ミョウガ

未成熟の果実を収穫 ピーマン

本能で緑色を避ける 子どもはなぜピーマンが嫌い?

スポンジ状の実が特徴 ナス

紫外線から身を守るため ナスはなぜ紫色か

薬効高く活用の幅多彩 ショウガ

渋皮むきやすい新品種も クリ

赤いつぶ一つ一つが花 イチジク

ビタミンCがたっぷり ジャガイモ

有毒成分は完全除去を ジャガイモ②

果皮にほのかな苦味 アケビ

新陳代謝高め腸活発に サツマイモ

花は地上、種子は地中 ラッカセイ

やせた土地でもすぐ育つ ソバ

日本原産、青森県が北限 カキ

食べる部分はすべて葉 ネギ

市販のほとんどは米国産 ザクロ

栄養価高く年中出荷 モヤシ

生活習慣病の予防に効果 ニンジン

スタミナアップのもと ニンニク

栄養豊富で抗酸化作用も ホウレンソウ

和洋中と広い用途 タマネギ

生食できる唯一のイモ ヤマノイモ

果樹で収量日本一 ウンシュウミカン

日本原産 全国に自生 フキ

青森県が収量全国一 ゴボウ

甘くておいしい蜜入り リンゴ

気候風土に応じた品種 ダイコン

甘みと辛み 部位で差 ダイコン②

地下茎の穴 空気の通り道 レンコン

収穫後枯れるかどうか 野菜と果物の分け方

用語解説(五十音順)

【参考にした主な図書】

著者略歴


[担当からのコメント]

植物というと何を思い浮かべますか? 私たちの生活にうるおいを与えてくれる観葉植物でしょうか、健康に必要な栄養素がたっぷり入った野菜でしょうか。それらの身近な植物には、じつはとても不思議な力が秘められています。本書は、そんな植物の力の一部を分かりやすく紹介したガイドブックです。読んで学んで楽しんで、生活にも活用できるお薦めの一冊。


[著者略歴]

斗沢 栄一(とざわ・えいいち)


1947年、青森県十和田市生まれ。1971年青森県立高校の教員になり、県内農業高校をはじめ、青森県教育庁、青森県営農大学校(出向)などに勤務。2008年3月、青森県立三本木農業高等学校長を最後に定年退職。

長年、高校公開講座等の「園芸講座」で草花の栽培管理を指導。1982年東奥日報に「あおもり園芸ライフ」のタイトルで、草花の栽培管理について1年間執筆連載。1999年あおもり農業(青森県農業改良普及会発行)に「北国のガーデニング」のタイトルで、草花の栽培管理の仕方について4年間執筆連載。著書に「ふるさと植物の不思議」(東奥日報社2012年発刊)がある。青森県十和田市在住

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