戦争の悲しみ、苦難を多くの人に知ってもらい、戦争の風化防止への願いが込められた一冊。

フィリピン慰霊巡拝平和への祈り:

異国に散った父と涙の対話

井原 貞徳/著

発売日:2018年5月28日

300円(税込)

装幀

カバー/親子そば

デザイン/22世紀アート


発行形態:電子書籍

ジャンル:教養



二度と戦争のない平和な世の実現を望むべく、本書を発刊し、その悲しみ、苦難を多くの人に知ってもらうことで戦争の風化防止に役立てられたらと思う。

この現実を自分の身に置き換えて、戦争がどんなに残酷で、平和がどんなに大切かが伝われば幸せである。

著書プロフィール


井原 貞徳(いはら・さだのり)

1942年(昭和17年)島根県鹿足郡六日市町生まれ。

1961年(昭和36年)津和野高校卒業。

1961(昭和36年)新日本製鉄(旧八幡製鉄)光製鉄所入社。

1985年(昭和60年)ニッテツ電子に出向。

2002年(平成14年)9月定年退職。


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コメント: 5
  • #5

    bon (水曜日, 12 9月 2018)

    タイトル通り、父親の戦争体験をこと細かに記述されています。
    きっと苦しいこともあったと思います。わたくしも偉大な英霊となった作者のお父さんに祈りたいです。

  • #4

    三郎 (水曜日, 12 9月 2018 08:47)

    「戦時中、オヤジも人を殺したのか?」と問う思春期の私に、「なにを!」と目をむいた父。私の大学生時代に、職場での転落事故で脳を損傷して記憶を喪失、妻子を思い出すことなく最期に「ヒトツ グンジンハ ムニャムニャムニャア」とつぶやいて逝った父。
     ――いったい「ムニャムニャムニャア」とは何だ?
     その謎を解くべく軍隊手帳から戦時中の父の足取りを探ったり、戦没学徒の遺稿集『きけ わだつみのこえ』を紐解いたりしたものだが……あの頃、私達の世代が仲間と肩を組んで歌った『戦争を知らない子供たち』も平和に埋没していつの間にか懐メロになってしまった。

     そんな時代に、この作品は戦争と平和について考えろと静かに優しく囁きかける。
    『……二度と戦争を起こさない平和な国……』、『この戦争の教訓を生かし絶対に戦争はしない、させない恒久平和……』――先の大戦で父を失った、この遺児たちの祈りはデモ行進のシュプレヒコールほど声高ではない。
     あの頃、父の世代はなぜ戦争に反対出来なかったのか、しなかったのか?
     戦争についてほとんど語らなかった父は、私のその疑問にも口を閉ざしたきりだった。
     しかし、『反戦運動、農民運動に奔走し、当時の権力とは常に対峙していた』――フィリピンで戦死した父への思いを述べた遺児の追悼文に、そうか、国民的ドラマ『おしん』の恋人のような男がここにもいたんだ、時流に流される人ばかりではなかったんだと救われる。

    「ヒトツ グンジンハ ムニャムニャムニャア」……白木の箱で故郷に帰って来た英霊(筆者の父上と同じくフィリピンで散った)を鎮守の社の前に整列して迎えた小学生時代の春の昼下がり……そのような言葉や情景はもう繰り返したくないと思いを新たにしてくれた一冊に最敬礼したい。

  • #3

    アズサ (月曜日, 27 8月 2018 12:41)

    戦争前の事から戦争後の事、そして、そこからどのような事が戦争によって影響されたのか細かく書かれていた。戦争時の事については想像しやすく、分かりやすかった。その分、色んな思いが私の心の中で巡った。その中には胸が痛む様な内容もあった。
    今回、この本を読んで思ったのは、やはり、戦争はいけないという事だ。ある時に戦争体験者の話を聞く事ができた。その方が話していた言葉の中に「戦争はなんの意味もない。ただたくさんの人を殺していくだけだ。」と言っていた。その通りだと思った。
    今でも日本以外の国で戦争、紛争が行われている国がある。そして、その都度、日本に幼い子供がたくさん亡くなったという悲しいニュースが入ってくる。それを聞く度に私は胸が締め付けられる。宗教などの問題で起きてしまう戦争を他の方法で解決する事は出来ないのか、こういう事を無くしていく世界を作る事が、未来を担う私達の使命ではないのか。
    この一冊の本で色々なことを考えさせられた。

  • #2

    ナフナン (月曜日, 27 8月 2018 12:40)

    作者の慰霊巡礼をはじめとして、戦争遺児たちの生の声がありありと伝わってくる。ジンジン響く心の痛みを大切にしたい。

  • #1

    ルッコラ (月曜日, 27 8月 2018 12:39)

    フィリピン慰霊巡礼を通して、平和の大切さ、ありがたさをしかと感じることができた。この事実をしっかり後世に繋いでいきたい。