詩歌を『読み・描き・覚え・朗誦し・連想文を書く』。
子どもたちの眼に映る「疑似映像化」に挑んだ百人一首の新解説本。
詩歌を『読み・描き・覚え・朗誦し・連想文を書く』。
子どもたちの眼に映る「疑似映像化」に挑んだ百人一首の新解説本。
ー本文よりー
百人一首は、日本古典文学の「最高傑作和歌集」です。本書は、『百人一首を覚える』(暗記)のための「虎の巻」です。個性的な「イメージ描きのサポート本」です。
詩歌を覚えるということは、若い頭脳を鍛え上げることです。【文ちゃん】と一緒に、家族みんなで百人一首を覚えましょう。
著書プロフィール
保泉 孟史(ほいずみ たけし)
千葉県鋸南町出身
千葉大学教育学部卒業
中(小)学校で教鞭(専国語)を執る。
定年退職後、鋸南町議会議員、教育正常化千葉県地方議員連盟に属し活動、論文多数発表。
地元小学校ボランティア教師として百人一首指導に携わる。
著書
「子どもの教わる教育権=男女混合名簿が教育荒廃の元凶」郁朋社
「申酉記=教職40年の回想=」保泉編集
「文ちゃんの百人一首」街と暮らし社
読者投稿より
我が家の娘が大好きな本です。けして勉強の得意な子ではありませんが、文ちゃんのおかげで百人一首は誰よりも得意になりました。全て暗記しています。今までどんなにほめても怒ってもご褒美をあげても駄目でしたが、この本だけは成功しました。どうやら楽しいみたいです。勉強嫌いなお子さんにお勧めします!
書籍へのコメントはこちらからどうぞ
サーヤ (月曜日, 19 3月 2018 17:54)
こんなに時代背景とか人物の生涯とか考えない百人一首の解説は初めて!まるで文ちゃんに「言葉は言葉なんだから、ありのまま言葉通りに意味をとろうよ!」と言われているようでした。
しのゆ (月曜日, 19 3月 2018 15:42)
現在高校3年生の私は大学受験のために和歌の勉強をした。国語便覧で百人一首を眺めながら、小学生の頃のことを思い出した。当時の私が覚えられた歌は3つくらいだった。百人一首はただ読み、覚えるだけのものだと思っていた。百人一首を楽しめる今になってこそ思うのは、イメージの大切さについてだ。この本では、百人一首が持っている豊かなイメージへの手引きがされている。タイムスリップして、当時の私にこの本を送りたい。
ていか (木曜日, 01 2月 2018 13:20)
これは、一見子供向けに見えるけど、私のような年配者でもとても勉強になります。鮮明に百人一首の世界が浮かび上がるので、今までにない雅の世界を体験できます。今度は、小学生の孫と読みたいと思います。
3代目ざるそば (木曜日, 04 1月 2018 10:45)
子供の入門にも大人の復習にも適した百人一首解説書だ。かるたとしての遊び方もフォローしつつ、あくまで歌を味わうことに主眼を置いている点がよい。ともすると子供向けすぎるようにも感じられかねないところだが、「ママの豆知識」枠があることでぐっと奥行きが出ている。正月にぴったりの一冊だ。
きにゃり (土曜日, 30 12月 2017 13:32)
百人一首を学ぼうとさも分かり易そうに書かれた紹介本を買おうとしている人に読んでもらいたいと思える本。まず詩というものを解説してもらおうというのが間違っていると思う。歌は自分が好きなように解釈していいのだ。私たちは今を生きている。だから昔の背景や常識でか紹介されても分かった気になるだけだ。そんなことに気づかせてくれる。この本は小学生の頃の常識とか現実とか気にしな自由な発想を思い出させてくれる。
三郎 (日曜日, 17 12月 2017 19:12)
思い込みとはつくづく怖いものだと思った。平安朝の時代において何の断りもなく「花」と来れば桜に決まっていると理解している私でも長らくこの歌の「花」を紫陽花、「ながめ」を梅雨の長雨と思い込んでいたのだ。長雨によって色変わりする紫陽花に託し、容色の衰えを嘆く女心――そのイメージが本作品で瓦解した。桜なら「若いうちに勉強も運動も、いっぱいやりなさい」という筆者のメッセージもむべなるかなと共感した。
カサピ (水曜日, 13 12月 2017 12:03)
古典文学と聞いて、難しい印象をもったまま、古典最高文学に触れる機会を避けるのはもったいないと本書を開いて、わかりやすい日本語訳に、文ちゃんの学習ノートもあり、本の中に本がある感じで、勉強しながら昔の文章の情景を想像できるイラスト付きの本で日本語の良さを再認識させられました!