TPPや自由貿易などで揺れる近代農政、その築いてきた軌跡を歴史的資料とともに紐解く。

近代農政を作った人たち

樋田魯一と南一郎平のこと

加來 英司/著

発売日:2017年12月28日

500円(税込)

装幀

カバー/22世紀アート

デザイン/22世紀アート


発行形態:電子書籍

ジャンル:教養



TPPや自由貿易などで揺れる近代農政、その築いてきた軌跡を歴史的資料とともに紐解く。

著書プロフィール


加來 英司(かく えいじ)

 

昭和4年(1929)生れ。福岡國税局を退職後、郷里北山で農業。院内町農業委員。北山区長。両川地区区長会長。院内町連合区長会会長。両川東長寿会(老人クラブ)会長。両川長寿会会長。院内町老人クラブ連合会会長。宇佐市老人クラブ連合会副会長。

 

既刊

『北山ぶらぶら』


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コメント: 3
  • #3

    ハリーナ (火曜日, 05 6月 2018 13:06)

    樋田魯一や南一郎平の耕地整理を中心にして書かれた、近代農政についての著書。明治時代の大胆な改革を踏まえつつ、具体的に書かれた専門書である。農業を営む人々の減少にくわえて、TPPの問題が世間を揺るがしている昨今、この本を読むことで、大きな気づきがうまれるのではないかと、思う。自由貿易というと聞こえはよいが、はたして、何を日本から輸出することがでいるのか。農家の担い手が増えていくというのであろうか。この本を読み終わった後、その答えは明白な気がする。

  • #2

    ロット (火曜日, 05 6月 2018 13:05)

    近代農政についてさまざまな資料とともに語られている、非常に信憑性の高い一冊だ。過去の歴史を詳しく熟知したうえで、これからの農業のよりよきあり方について、今一度真剣に考えることが重要なのではないだろうか。

  • #1

    本谷天英 (火曜日, 05 6月 2018 12:24)

    近年、役所の不祥事が続いています。厚生労働省の年金問題、働く改革立法での偽証アンケート等々、国民を無視した高級役人の行動に疑問を持つ近況です。さて、この様な不祥事を計画的に立案する悪徳役人は是非一読して頂きたいのが、当「近代農政を作った人たち」です。 登場人物は、多岐に渡りますが一番私が感動を受けたのが、「樋田 魯一」の役人人生です。魯一は明治期に日本農業振興に活躍した人物です。 江戸時代から明治期に移行した日本農業は世界的に見て幼稚な農業経営を行っていました。明治19年から20年に掛けて当時の谷農務大臣の欧州視察に同行して西欧の耕地地区改良を学び帰国後に日本に農地普及に尽力を尽くしました。 農業保険の取り入れも進言しましたが、当時には認められませんでした。 その後、平成28年度には収穫後の米・麦・大豆等の災害に対して農業保険が適用されています。魯一の発想から150余年が経過していました。 魯一は、この間に宮城・愛知・秋田の県庁で耕地区画の普及活動として活躍しました。農業者の視点から多角的に問題を定義して解決していったのです。 その業務範囲は、治水・開墾・茶園・牧場等々と日本の近代農業への布石を打ったのです。霞が関の面々は是非一読して民の役に立つ役人になって下さい。