川と流域の自然、文化、歴史などを探り、綿々と続く川と人の関わりを訪ねる。

北関東川紀行III 利根川

栗村 芳實/著

発売日:2017年11月14日

500円(税込)

装幀

カバー/22世紀アート

デザイン/22世紀アート


発行形態:電子書籍

ジャンル:教養



北関東において、全長100キロメートル以上の河川を取り上げ、調査•取材を始めたのは十数年も前のことです。川と流域の自然、文化、歴史などを探り、綿々と続く川と人の関わりを訪ね、川の役割の大きさを知っていただきたいと願ったからに他なりません。

 

このうち典型的な四つの川、那珂川、鬼怒川、渡良瀬川、利根川の特徴を比べてみましょう。

著書プロフィール


 

栗村芳實(くりむらよしみ)

茨城大学名誉教授理学博士

1930年東京都生まれ。東京理科大学理学部化学科卒、東京大学大学院理学研究科化学専修修士過程終了、同博士課程中退、東京大学教養学部助手、茨城大学理学部教授、茨城大学理学部長、茨城大学理学研究科長、放送大学茨城学習センター所長

 

[主要著書]

「いばらきの川紀行」(共著河川環境管理財団助成事業) /北関東川紀行I 慈川・那珂川』、『北関東川紀行Il鬼怒川・小貝川・渡良瀬川』(随想舎)その他は専門(錯体化学、高分子錯体化学)の著書・専門論文


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コメント: 4
  • #4

    うーあ (水曜日, 19 9月 2018 17:49)

    かつて足尾銅山の鉱毒との闘いの歴史を持つ渡良瀬川。風光明媚な景色の裏にある負の歴史、人間の身勝手な営みついても記されており、川と人間との密接なかかわりについて深く考えさせられます。

  • #3

    三郎 (水曜日, 19 9月 2018 17:48)

    「柏は東京と風の匂いまで違う。いいよなあ」と、久し振りに訪れた息子が感嘆する。
     都内でマンション住まいをするまでの二十年足らずを過ごした、このベッドタウンをふる里だと言い切る息子の横顔を見遣りながら、私は不思議な気がする。
     生まれ育った故郷より三倍以上長く居住しているのに、なぜこの町(市街地の外れで自然も多く残されている)にさほど愛着を感じられないのか?
     今でも帰省するたび、市役所の郷土資料館を訪れて故郷の歴史調べに余念のない私なのに、この町には冷淡なのだ。
     ただ、この地に於いても心をひきつけ、興味関心を抱かせる例外が一つある。利根川だ。
     新採教員として赴任したのが小見川で、本著を読みながら懐かしさに駆られた。天保水滸伝、利根の川風、利根川河口での釣り、竹久夢二の『宵待ち草』の歌碑……。そこに三年過ごし、柏に転勤、以来現在に至るまで私を癒してくれた利根川。
     川沿いの道をたどれば、鹿島神宮、香取神宮、木下で川魚料理を食わせてくれる銚子屋、さらには田山花袋の『田舎教師』の舞台になった羽生、真田一族の大ファンには胸が熱くなる沼田……。
     ――本著で紹介される利根川沿いのほとんどを私も歩いた。
     ただ、歩くばかりであった私にとって、この本は『坂東太郎』をひとつの生き物のようにイメージさせてくれた。そして、この本のお蔭でこんなことも思ったのだ。
    ♪ああ、川の流れのように♪――人生が美空ひばりのこの歌ならば、そろそろ息子のようにこの利根川べりの町を潔く第二の故郷と認めよう……すでに墓までこの地に買ったのだから……と。

  • #2

    マルチーズ (水曜日, 19 9月 2018 17:48)

    川は田畑を潤し、人々に色の恵みを与えてきたばかりでなく、川は道であった。我々の生活を支え続けてきた道としての川に、畏怖の念を抱かずにはいられない。

  • #1

    ミント (水曜日, 05 9月 2018 13:33)

    美しい写真とともに利根川流域の歴史と文化について書かれていて、心奪われる。人々の暮らしを支えた舟運をはじめとして、川と人とのかかわりに思いを馳せ、川の役割の大きさにつくづく驚いた。