子どもを美しい花や輝く宝石に仕立て上げることを使命とする先生にとって、その業務に専念することは何ごとにもかえ難い崇高な責務である。

親と先生への「わかりやすい教育」

小畑 文男/著

発売日:2018年6月20日

700円(税込)

装幀

カバー/22世紀アート

デザイン/22世紀アート


発行形態:電子書籍

ジャンル:教養



ー本文よりー

「春風の心を持つ人に人はなびく」、作家・神渡良平氏の名言です。教育も例外ではなく、子どもを立派な人間に育て上げた親御さんと先生方を見ると、その大部分が春の心を持った人たちです。

したがって、この本は春の心を持って積極的に子育てをし、勝れた子どもを育てたいと考えている親御さんと、教育に献身的に取り組んでいる先生方のために書いたものです。ですから、問題を起こさない子どもを育てるには、どうすればいいかというような、子育てに不安や悩みを抱いている親御さんや、子ども不在のサラリーマン先生向けのものではありません。

子どもの問題行動に心を奪われて四苦八苦している家庭や、子どもが安全で無難にその日が過ぎればやれやれと考えている学校では、まず、世に名を成すような子どもを育てることはできません。子どもの成長を積極的に支援する、誠実な親と志を立てる先生と聡明なリーダーがいて、賢人・偉人の育つ道は拓かれます。

雑草は放っておいてもたちまち生い茂ります。しかし、美しい花は、水をやり、肥料を施し、手を添え、害虫を駆除し、丹精込めて育てなければ、花開きません。宝石は磨かれて初めて光沢を放ち、その美しさを発揮します。これまで多くの草花や原石が放置されてきましたが、先人の英知によって優れた教育を身につけた私たちは、草花を花開かせ、全ての原石を光り輝かせる使命があります。

最愛の子どもの幸福を願い、夢を託して、我が子の教育に投資することは、唯一、親に付託された務めではないかと思います。

そして、学校で子どもを美しい花や輝く宝石に仕立て上げることを使命とする先生にとって、その業務に専念することは何ごとにもかえ難い崇高な責務であるように思います。

著書プロフィール


小畑 文男(こはた・ふみお)

昭和15年9月26日、兵庫県生まれ。

高知大学教育学部卒業

兵庫県公立中学校勤務(10年)

兵庫県公立高等学校勤務(28年)

大屋町教育委員会指導主事(3年)

著書『私の「子育て論」』(平成16年、和光印刷)


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