異形の人たち: 歴史の中の障害福祉

(著) 楠峰光

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作品詳細

長年社会福祉に関わり実践してきた著者が、歴史上の人物との関わりから障害福祉を考察する。

ー本文よりー
歴史上、垣間見える障害児・者の姿、またその処遇については、いろいろ考えさせられることが多い。
この日本列島の中で連綿と何万年も続いてきた社会の中で、認知症や知的障害・身体障害の人達は一定数を占めてきたはずである。
統計的にみてもこれら異形の人達は、恒常的に人口のうち一定の割合になるはずである。
家族や社会とのかかわりやその生の営みは、遠い昔はどんな風だったのであろうか?
ときどき文献の中に出てくるこれらの人達の姿に、いろいろと想像をかき立てられる。

著者プロフィールーーーーー
楠 峰光(くす みねみつ)

昭和18年福岡県生まれ。
九州大学文学部卒業。
福岡県精神衛生センター、福岡市立心身障がい福祉センター、志摩学園(自閉症施設)、西日本短期大学を経て社会福祉法人玄洋会理事長・統括施設長。
臨床心理士、日本自閉症スペクトラム学会理事、他。

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