水の記憶: 幻の五輪スイマー・越戸優一の青春

(著) 梅原愛雄

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作品詳細

「越戸優一——。今から五十数年前、オリンピックの記録集に間違いなくその名前が記されるはずだったスイマーがいた。(中略)多くのオリンピック選手を輩出した日本大学水泳部でオリンピック出場を目標に泳ぎ続けた男である。」(本書「はじめに」より)本書は、「オリンピック空白の時代」に埋もれた天才スイマー・越戸優一の誕生から戦死するまでの一生を綴った伝記作品。
時代に翻弄された天才の生き様に、真のオリンピック精神を見よ!

【著者プロフィール】
梅原 愛雄(うめはら・ちかお)
1939年 サハリン(旧樺太)生まれ。
岩手大学学芸学部卒。岩手日報社記者、編集委員を経て運動部長、校閲部長、編集委員室次長を務め、1995年8月フリージャーナリストとして独立。現在、パコス・ジャパン代表取締役。
 著書に『ドキュメント出かせぎ』『真夏の伝言・戦後五十年』(岩手日報社刊)『アフリカ有情』(三修社刊)『ベンガルの風と人』(編著・岩手県青年海外協力隊を育てる会刊)『未知を拓いて』(谷村貞治生誕百年記念事業実行委員会刊)『トップリーダーの美学』(熊谷印刷出版部)などがある。

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