子規の芭蕉論を批判し、本当の芭蕉像を浮かび上がらせる。

芭蕉と子規

子規啖呵に芭蕉驚愕

配山 實/著

発売日:2017年5月18日

500円税込

装幀

カバー/22世紀アート

デザイン/22世紀アート


発行形態:電子書籍

ジャンル:ライフ


古事記や百人一首の本質とは何か。

 

著者はその根本性質を丁寧に繙き、歴史の闇に隠れた真実の歴史を明らかにする。

 

更にはその事実を芭蕉文学にまで敷衍し、芭蕉俳諧こそ古事記による歴史的事実の体現者であると喝破する。

 

正岡子規の芭蕉論を批判し、本当の芭蕉像を浮かび上がらせる古代への情熱をひしひしと感じる文明論、ここに開陳!

 

 


著書プロフィール


配山 實(はいやま みのる)

 

1937年、奄美大島生まれ。敗戦後の皇国史観アレルギーの最中に教育を受けた者の一人として西洋文化に心酔し、カント、ハイデカー等のドイツ哲学書を読み漁ったが、西洋文化の底の浅さに気付き、熱が冷めてしまった。その後は非白人国の中で逸早く先進国の仲間入りを果たした日本のルーツに関心を抱くようになり、記、紀、万葉との対面となった。奄美に残る巫女文化をキーワードに、記神話の深層、仏教以前の倭の文明文化の真髄に迫る研究を続けている。

 


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コメント: 20
  • #20

    ローレンツ (木曜日, 23 11月 2017 22:45)

    こういう本こそ、受け継いでいかねばならない、また古事記や百人一首についてもっと知りたいと思わされる本でした。

  • #19

    かおりん (月曜日, 20 11月 2017 16:02)

    歌道の極意は奥歯にものを挟んだ物言いに徹する。たしかに。「隠し事」が歌の技法を生み出したと言っても過言ではない。韻を踏み、本当の恋心を隠す。なんて日本的なのだろう。

  • #18

    (金曜日, 10 11月 2017 02:46)

    あまり古事記なんて読む機会ないのでいい経験です!歴史は変わるけど 変わらず受け継げるものは受け継いでいきたいです。

  • #17

    ピーちゃんの父 (木曜日, 09 11月 2017 21:05)

    芭蕉の有名な俳句「古池や蛙飛びこむ水の音む水の音」。
    わたしは子どものころ、何百何千の蛙がポチャンボチャンと飛び込むものすごい音に驚いた芭蕉が「せっかくの古池の侘びも台無しだなぁ」と嘆き作句したものと思っていました。
    その後、この句は「古池や芭蕉飛びこむ水の音」と解すべきであるとの哲学的な解釈にも触れました。また、「古池や蛙飛びこみ複雑骨折」のような句も見ました。

    筆者は、子規の「柿食えば云々」の句を、「ガキ共が爺の目を盗んでもぎ取った柿を、旨い旨いと食っている時、法隆寺の鐘(人様の物を取ってはいけないとの法)の音が、ゴーオン、ゴーオン。ガキ共は悪さした罪にさいなまれ、食う手も休め、鐘の音に神妙に聞き耳を立てている。」と解したときもあると書かれています。

    要は読み手の度量や感性によって、作品の感動や良さなどは変わってくることを指摘し、子規の芭蕉に対する低評価をたしなめておられる。

    この本「芭蕉と子規」、筆者は、日本の歌道についての博識をもってユニークな視点で短歌俳句を論じています。面白いです。

  • #16

    大樹 (日曜日, 05 11月 2017 22:57)

    「芭蕉と子規」は、日本精神を俳句を論じながら日本古典を解説している。難しい内容であるが、落ち着いて読むのも大学生にはいいのかもしれない。

  • #15

    オカサミ (月曜日, 30 10月 2017)

    決して読みやすい内容ではないです。哲学的な表現も多く、簡単には読み進めることは難しい。でも丁寧に作られており、丁寧に読むと、なるほど、俳句に隠された意味が浮かび上がる。秋の夜長に少しづつ読む。これも贅沢な時間の楽しみ方。

  • #14

    ぱぼち (月曜日, 23 10月 2017 20:25)

    古事記や百人一首の本質はなにか丁寧に語られていてわかりやすかった!歴史を感じた。文化が変わりつつあるが伝統など受けついでいけたらいいなとおもった

  • #13

    きき (日曜日, 22 10月 2017)

    このような作品をありがとうございます。こんな本を待っていた。すごい!名作中の名作といえます!!!!!じっくり読んでもいいし、人へのオススメにぴったりです。

  • #12

    みく (日曜日, 22 10月 2017 17:02)

    すごくすごく、いい作品!!!!!自分で買って、じっくり読んでもいいし、人にもオススメできます。こんなに、コストパフォーマンスが良い作品なかなかないです。ありがとうございます。

  • #11

    わは (日曜日, 22 10月 2017 16:55)

    この本は、現代を生きる私たちにとってのバイブルであり親友です。どうしようもないとき、ぜひページをめくってください。私は、読んであしたへの元気がでました!

  • #10

    たら (金曜日, 20 10月 2017 00:55)

    素晴らしい本です!!!親戚や友達にも勧めたいです!!!!!
    恥ずかしながら、こういったジャンルの本は初体験。詳しくわかって良かった。知ったかぶりはいけないとあらためて気づかせてくれました。

  • #9

    酒場放浪 (木曜日, 19 10月 2017 15:59)

    この作者でしか出せないような、圧倒的な思いと瑞々しい感覚のある愛おしいくあたたかみのある作品。気高く気品に満ち溢れていました。
    教科書では分からない芭蕉がある書籍。

  • #8

    モロQ (木曜日, 19 10月 2017 11:08)

    新しい小説世界!!幕開けの胎動!!!こんなにも知性溢れた、本が今までにない。素直な言葉と新しい着眼点で、作者は私達に新たな読書のトビラを開けてくれたような気がした。

  • #7

    アムール (水曜日, 18 10月 2017 13:51)

    こんな作品を待っていたような気がします。この本は、現代を生きる私たちに必読の書です。ぜひページをめくってください。新しい世界があなたの目の前に広がるはずです。きっとあなたも好きになる!

  • #6

    "アルマジロ " (水曜日, 18 10月 2017 13:41)

    こんばん、よろしくお願いします!!ぼくは、本を読むことにも今までまったくきょうみもない、最近の若者で現代っ子だけれども・・・。本を読んで、この作者のファンになりました。
    多くの人に読んでほしい。

  • #5

    寿 (木曜日, 12 10月 2017 18:09)

    「芭蕉と子規」を読んで、少々難しく思ったが、日本語の美しさを見直すということについては共感を持った。特に古事記を日本精神の基という主張は賛成である。

  • #4

    いがいが (水曜日, 11 10月 2017 10:22)

    買ったかいがありましたました!!!!!この本は控えめに言って傑作といいきれます・・・。この作者は松尾芭蕉をも超えてしまったのだ。
    わたしはしあわせです。
    これからも本を書き続けてください!

  • #3

    おにぎり (火曜日, 10 10月 2017 10:27)

    新しい俳諧芸術論の幕開けの胎動!!!こんなにもするどさとに知性溢れた、俳諧批評が今まであっただろうか。素直な言葉と新しい着眼点でで、作者は私達に新たな俳諧芸術論のトビラを開けてくれたのだな。

  • #2

    (土曜日, 07 10月 2017 11:06)

    忘れ去られていた日本の原風景のようなもの...あるいは現代人が忘れかけていたようなもののあわれや
    、移ろいゆく日々そんなものがたった17の文字で合わせるをされている,松尾芭蕉と正岡子規と言う芸術家はノーベル文学賞にする値するような先見の明があるとこの本を教えてくれた。
    この本と出会えてほんとによかった。

  • #1

    紅猿子 (土曜日, 07 10月 2017 09:57)

    松尾芭蕉も正岡子規も国語の教科書でなんとなく勉強しただけでした。でも、この本を読んで、こんなにも味わい深く、現代にも通ずる趣があると知りました。

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