多角的な検証から日本食の魅力を再認識できる一冊。

だからやっぱり日本食 :

科学が解き明かす長寿の秘密

室岡 義勝 /著

発売日:2018年2月28日

540円(税込)

装幀

カバー/22世紀アート

デザイン/22世紀アート


発行形態:電子書籍

ジャンル:ライフ



海外からみた日本食の魅力を、食品バイオの専門家が豊富な海外生活の経験をとおして紹介。
「自由貿易」に向かう今こそ、日本の食品と食材を世界に広めるチャンス。
アイディアとヒント満載、多角的な検証から日本食の魅力を再認識できる一冊。

著書プロフィール


室岡 義勝(むろおか よしかつ)

1942年広島県生まれ。
大阪大学名誉教授。
広島大学工学部醗酵工学科卒業。
大阪大学大学院酵工学専攻修了。
工学博士。
米国国立保健研究所(NIH)客員研究員として分子生物学の研究に従事。
広島大学工学部第三類(発酵工学)教授。
大阪大学工学部応用生物工学科およびバイオ情報専攻教授。
生物工学国際交流センター長、大阪大学サンフランシスコ教育研究センター所長を経て、広島工業大学において食品バイオの教育研究に従事。ニューヨーク科学アカデミー会員。
主な研究領域は、共生工学・環境浄化・伝統食品の科学・遺伝子工学


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書籍へのコメントはこちらからどうぞ

コメント: 13
  • #13

    きりこかぶ (木曜日, 27 9月 2018)

    今晩は和食にしよう。秋刀魚をふっくらパリッと焼いて醤油をジュッとかけ、炊きたてのごはんを頬張ろう。青ネギをたっぷり入れた豆腐の味噌汁に、納豆と梅干し、お新香を添えて。風邪薬を買うのはやめた。生姜を入れた温かい甘酒を飲んで早く寝ればすぐに治るに違いない。
    古代、日本人が日本で考えた食べ物が日本人を育んできた。そこには美味しく、豊かに健康に生きる知恵がたっぷり詰まっている。
    この和食に、世界の郷土料理を柔軟にアレンジしたものまで含めた日本食、カレーライスもラーメンも、まさに日本が誇る遺産だ。「日本食はすごい!」「日本人ってすごい!」、腹の底から元気が漲ってくる一冊。

  • #12

    島国 (木曜日, 27 9月 2018 16:11)

    日本食が重要無形遺産になったと言うニュースは一時期は有名になりましたが、それを日本はまだ本当の意味で知っていないとこの本からわかりました。
    海外でいかに評価を受けているかアンケートでわかったり、他にもいろいろなデータから日本の素晴らしさを伝えています。これからもこの大切な日本食を守るための啓発を行ってほしいと思います。

  • #11

    白ご飯 (木曜日, 27 9月 2018 16:10)

    この本で日本食のことを知り、日本人であることに誇りを持てるような気がしました。こんなにも食文化が評価されているなんて全然知りませんでした。そういえばスペインやイタリアフランスなどでは食育が盛んでグルメは教養と言う考え方もあります。この日本と言う国の発酵食品や食物へのこだわりそういったものはわが国に住む人こそ知るべきだとこの本で知りました。

  • #10

    ポニカ (木曜日, 27 9月 2018 16:10)

    日本に住んでいるとかえって日本食の良さに気づいてないことにわかりました。栄養面調理法本当に魅力的だということが読んで気づきました。これから自由貿易も盛んになっていくようですが、きっと日本の食材や食文化も伝わっていくと思うので、本を読んでそのことにきづけてよかったです。

  • #9

    ゴンボ (木曜日, 27 9月 2018 16:09)

    外国の郷土料理と日本の郷土料理を比較したり、日本の郷土食が世界一の長寿大国である日本と深いつながりがあると言うことも書いてあります。今日本では食生活の欧米化が進んでおり、一方で健康寿命が下がっていると言う問題がありそうです。その一方で日本食のヘルシーさが海外で人気になっていると言うのも事実です。このくらいは知ってる人も多いと思いますが、この本を読めば深い部分までわかります。

  • #8

    ニーヌ (木曜日, 27 9月 2018 16:09)

    旅行での体験から、発酵食品の素晴らしさまで、多くの知識と経験から、日本食の素晴らしさについて解説してくれます。今海外でも日本食がブームだなと思いましたが、日本の郷土料理が世界3位の評価を受けていると言うこともこの本を読んで初めて知りました。
    食育にももってこいの本です!

  • #7

    ポレット (火曜日, 18 9月 2018 17:54)

    どうして日本食が体によいのか、長寿食なのか、そして、ただ体に良いだけでなく、なぜおいしいのか。食品バイオ研究に長く携わってきた著者のたしかな情報が満載だ。ぜひ、日本内外問わず、多くの人に日本食の魅力を知ってもらいたい。

  • #6

    クッキー (水曜日, 05 9月 2018 17:58)

    世界中どこのスーパーにも売っている醤油。醤油が異国の人たちに受け入れられるのは、うまみ(UMAMI)のせいだと読んで、なるほどと思った。肥満体国の国々でまだまだ日本食ブームの余地があると思うので、人気の高い日本食がもっと世界に広がればよいと思う。

  • #5

    カンガルー (水曜日, 05 9月 2018 17:57)

    味噌、醤油、日本酒など、普段当たり前のように食べている食品に、長寿につながる効能がこれほどたくさん入っているとは驚きです。黒酢なども、もっと積極的に摂取していきたいと思いました。

  • #4

    マリーネ (水曜日, 05 9月 2018 17:57)

    科学的根拠に基づいて、なぜ日本食がいいのか、詳細に描かれていて、とても信憑性が高い。日本人が米の中に初めてビタミンの成分を発見したとは知らなかった。ためになる話がぎゅっとつまっている。

  • #3

    ナポリタン (水曜日, 05 9月 2018 17:56)

    日本人の食べている日本食がこんなにも素晴らしいとこの本を読んで初めて知りました。日本てすごいですね。
    海外について詳しい作者だからこそ知りえた知識がたくさん載っています。特にお酒についてのワインと広島のお酒との対比が面白かったです。

  • #2

    美里 (水曜日, 05 9月 2018 17:56)

    「だからやっぱり日本食 科学が解き明かす長寿の秘密」は、食品バイオのである室岡義勝氏が、日本食の魅力を科学的観点から論じた一冊である。

    和食はユネスコ無形文化遺産にも登録されており、そのヘルシーさや美しさは日本人だけでなく海外でも浸透してきている。しかし、そうした魅力を科学的に語れる人は少ないだろう。本書では、発酵食品、食酢、醤油、味噌、麹など、日本の伝統的な食品について科学的根拠を示しながら論理的に解説されている。その内容はもちろんだが、科学的だが一般の人にも分かりやすいように解説されていることもこの本も大きな魅力の一つだろう。例えば、麹について説明した第7章にはこんな記述がある。
    「麹はカビを用いて造るので、またも分類学の学名をあげて日本の伝統的麹菌と一 般のカビの違いを説明しなければならないので、頭がくらくらするかもしれない。横文字は無視して結構です。こちらから無視すればいいのだが、職業柄カタカナでは落ち着かないのです。」
    この著者の言葉を見れば、本書が学生時代科学嫌いだった人でも無理なく読める一冊だということが分かるだろう。

    また、科学的解説の合間に綴られる、著者が世界中で体験した日本食や海外の伝統食品にまつわるエピソードも大変興味深い。海外生活経験のある私にとって、海外の日本食レストランの話は、つい「そうそう」とつぶやいてしまうものであった。

    そんな日本食の魅力を科学的に解き明かす本書は、日本食を料理する人はもちろんのこと、美容に興味のある女性や、食品の輸出に興味のある人におすすめである。

    日本食を料理する機会のある人は、遺伝子組み換え食品やアレルギーといった身近でありながらもその科学的根拠が分かりにくい問題について学ぶことができる。また日常的に使われる味噌の効能や老化・がんなどとの関連性が分かりやすく説明されているため、日々の献立作りに役立つだろう。

    また、美容に興味のある女性必見の内容も多く含まれている。もはや定番となった米ぬか化粧品や、痩せる遺伝子について書かれているからだ。これらは美容に興味のある女性なら誰もが気になるトピックだが、それを信憑性のある根拠とともにここまでわかりやすく説明したものはないだろう。さらに、宣伝に惑わされないためのサプルメントの選びや、学問的には間違っているという「○○酵素」についても言及されており、近年よく耳にはする美容商品の科学的根拠ついて知ることができる。

    本書は一般に料理や美容に興味のある人だけでなく、食品の輸出に興味のある人にも是非読んでほしい一冊である。酒、酢、味噌、日本米といった日本食品の輸出の展望について言及がされているからだ。また、実際に輸出にあたって海外に魅力を伝える際に、日本食の魅力を味や使用用途だけでなく科学的に説明できることは大きなメリットとなるだろう。

    本書、「だからやっぱり日本食 科学が解き明かす長寿の秘密」は、日本食の魅力を科学的観点から分かりやすく解説されており、日本食を料理する人や美容に興味のある女性、食品の輸出に興味のある人におすすめの一冊である。

  • #1

    三郎 (水曜日, 05 9月 2018 17:55)

    私が頻繁に視聴するのはテレビ東京だ。経済、旅、物、食などなど私のようなマニアックなオタクの知的好奇心を満たしてくれる局は他にないからだ。
    「あなたのご飯見せてください」がキャッチフレーズの『昼めし旅』など、毎日みている。
     そんな私が最近、沖縄の食事情を憂えている。かつてランキングで上位にあった長寿県が急降下しつつあるのだ。
    「年寄り以外はアメリカ人みたいに肉ばかり食らって野菜を全然食べない。私がせっかくゴーヤチャンプルや人参シリシリを作ってあげても口にしないのよ」と、里帰りから戻った私の妻が顔を顰める。
     沖縄に限らない。和食が世界遺産に登録されたからといって日本人の食生活は安心できない、未来は必ずしも明るくないと危惧する私。
     筆者が薦める発酵食品であるヨーグルトも納豆も漬物も(わすれてならないのは百楽の長もだ)長寿や花粉症緩和効果が期待できるからというだけでなく、その美味さから私の好物なのだが、そうした食の世界を人間の細胞レベルまで立ち入って科学的に解析したこの一冊――健康長寿を願う人にも役立つが、それ以上に外貨獲得の経済戦略の視点からも是非読んでほしいものだ。特に和食離れの若い世代、ベンチャーを目指す企業家の卵達に。