もし雪が青く降るなら

棟 幸子(著)

発売日:2016年4月24日

一九九二年四月から二〇〇一年六月までの作品の中から自選しました六百首ほどです。この自選するという作業の大変さをまたあらためて経験し、閉口いたしました。前歌集の「青き海」より十年近く経っているのですが、その間のうたの成長よりも、テーマ意識がはたらいて抒情することができませんでした。何と荒っぽい歌集かと思わざるを得ません。

 こうして一冊に編むのは、ただ自分の為というより言い様がありません。この大変なことを、これ以上加齢しては出来なくなるという思いがありました。他に何もせず、ただ歌だけにかかわってきた、そんな自分を見つめたい思いであります。

 

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小説