夢船

峰岸 順子(著)

発売日:2015年9月5日

カテゴリー:

短歌


ー若い青年時代に、広洋とした海の世界を自分の中に持ちたいと思っていました。 

  年月を経てもなお、自分自身に求め希んでいるものは、広く深い海の世界です。ー

多くの人に出会い、心の琴線に触れ、見聞を深め、大いなる美の世界に浸ること。 

それはさまざま幸福と苦悩に満ち溢れた経験であって、まさに自分の中に広洋とした海の世界を作り出すひとつの手立てです。 

著者・峰岸順子氏は、短歌というものは、ことばで心情を描いた、1冊の「らくがき帖」のようなもの、と表現します。 

季節や時代を見送り続けることは、生きていくうえで避けがたい通過儀礼ですが、毎年様変わりする新鮮な情景や感動を、 

見出すことで、その移ろいを快く迎えることができるのです。

コメント: 3
  • #3

    スナフキン (木曜日, 04 1月 2018 09:27)

    読み終えた後、心の中に風が吹き抜けたような心持ちになる。新鮮味とノスタルジーが入り混じったようなふわふわしたような不思議な感覚。
    私が言葉で飾れば飾るほど陳腐になるので、あまり多くは語ることができない。ぜひとも読んで味わって欲しいものでる。

  • #2

    ヒロシ (土曜日, 30 12月 2017 13:18)

    この歌集を読んでいると、青春時代を思い出す。あの苦しく切ない感情。センチメンタルを31字に詰まって溢れるような歌ばかりだった。

  • #1

    三郎 (水曜日, 06 12月 2017 11:19)

    夢を抱け、夢など見るな……夢は夜みるもので昼間見るものではない……ペアのパジャマで別の夢を見る……校庭の桜の木の下に埋めたままの夢……お金さえあればかなうチンケな夢……赤ちゃんの握りしめた手の中にある夢……親の夢を抱いたキラキラネーム……ランドセルにひょいと放り込む夢……膨らみ過ぎると風船のように割れる夢……さて、『夢船』で大海原、どの夢に向かって出帆するか?