松尾 善弘』先生の記事が

 

産経新聞に掲載されました。

 2018.01.24

 

松尾 善弘(まつお よしひろ)

1940年 台湾・台北市にて出生。

1946年 鹿児島県出水に引き揚げ、小 • 中・ 高時代を過ごす。

1959年 東京教育大学分学部漢分学科入学。

1963年 同大学院中国古典学科・修士課程入学。

1967年 同上博士課程入学。

1971年 日中学院講師・法政大学・駒沢大学・早稲田大学の中国語非常勤講師。

1975年 鹿児島大学教育学部助教授。

1981年 同教授。

1997年 山口大学人文学部教授に転任。

2003年 同定年退職。


電子書籍

日中 漢字・漢語・漢詩・漢文 論

松尾 善弘/著

発売日:2015年12月10日

500円(税込)

漢文訓読法とは文語体中国語の文章である漢文を文体をそのままとして、符号(返り点)・送り仮名などを付けることによって日本語の語順で読解できるようにすること。(wikipediaより)

 

最大の弊害は、漢字の本質に迫り得ないまま表面的理解にとどまって自己満足してしまうところにある。さらに、中国古典を誤訓誤読しても、その原因を究明し是正する自浄能力に欠けるのであり、訓読法こそ、わが国の漢文学という虚学の世界に生まれた申し子だったのである。いまこそ漢字の魔力、その功罪両面をしっかり見極めることから出発しなければならないといえる。



電子書籍

尊孔論と批孔論

松尾 善弘/著

発売日:2016年3月28日

500円(税込)

「尊孔論」とは意識的にしろ無意識的にしろ、孔子を至高の聖人と仰ぐ学説のことである。日中の歴代の漢学者の多くは「尊孔論」者であり、例えば『論語』の注釈などを無批判的に行うので、結果として孔子の聖性をいやが上にも高めることに「貢献」してきた。一方、ごく少数の学者が身の危険を覚え世に禅りながら細々と「批孔論」を展開してきた。日中を問わず遍く行きわたった尊孔風潮の裏返しとして「批孔論」はことごとにタブl視されてきた。先秦諸子なかでも法家の否定的評価に始まり、孔子生誕二千五百年祭盛行の今日に至るまで。近代化したわが国や社会主義を標携する中国にあってもなお、広くは社会生活の規範となり、個人的にも日常行動の基準の一班となっている儒教思想ーその祖孔子の教えを「哲学」の観点から批判的に捉えることこそが、これからの新しい社会を切り拓き築き上げる活力ともなるに違いないと考えている。



電子書籍

唐詩読解法

松尾 善弘/著

発売日:2016年9月29日

500円(税込)

本書は漢語(特に唐詩)の「平仄」に関する研究書であり、またその語法に関する論考である。

 

漢語の碩学である著者が、その知識を総動員して送る知的でユニークな唐詩の読解術とは?

 

 

「それは平板なくり返しではなく、蝸牛の如き歩み、小さな発見の積み重ねではあっても、螺旋状の発展であったと自負している」(まえがきより)という著者の渾身の漢詩・漢文読解法。



電子書籍

漢語入門: 中国語初級テキスト

発音編・文法編(テキスト用音源ダウンロードコード付き)

松尾 善弘/著

発売日:2017年10月18日

500円(税込)

「間違った発音で100の単語を並べるより、 正しい発音で1つの単語を言える方が価値がある」とは、 初学者に向って訴え続けたセリフである。 言い換えれば、語学教師の任務は、つまるところ、学ぶ者が正しい発音を 会得するまで教え導くことであろう。とかく単調に陥り易い発音教育を創意工夫して、 学習者が自ら進んで反復練習するレベルまで引き上げてや る。学習環境が不備であればあるほど、発音教育に全力を傾注すべきだと いうのが、 中国語教育40年で培い深めた私の信念である。