わたしの四国歩き遍路の旅

(著) 宇野恭夫

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作品詳細

所要日数55日、総距離1170.4㎞——四国霊場八十八ヵ所歩き遍路の記録。

「遍路笠をかぶり、お杖をついてへんろみちに立つことにより、現実世界の『四国』から、精神世界の『お四国』へするりと入り込むことができる。そこは、私が想像していたよりもはるかに美しく輝いている世界であり、遍路の歩を進めるほどに楽しさは倍加した。」(本書「はじめに」より)

「自分にとって生き甲斐とは何だろう?」という考えがきっかけとなり、四国巡礼を思いたった著者の遍路日記。⒈霊場を番号順にまわっていくこと。⒉巡礼中はテレビ・新聞等を見ることを控えて遍路の戒律を遵守すること。その2つを自分に課し、一人黙々と歩き続けた著者が、最後に行きついた世界とは——? これから四国歩き遍路に挑戦しようと考えている人にうってつけの一冊。

【著者プロフィール】
宇野 恭夫(うの・たかお)
1938年岐阜県生まれ。
岐阜大学学芸学部卒業後県内小中学校で教職38年間、最終勤務校山県郡美山町立武芸小学校長。
1998年退職。以後自宅で田畑を耕し自然を相手に悠々自適の年金生活。

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