わたしの校長奮闘記: 斎藤喜博の背中を追って

(著) 山内宣治

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作品詳細

戦後に活躍した教育者・斎藤喜博の背中を追って——涙あり、笑いありの、学校づくりの物語!!
小学校の校長を務めた著者が、斎藤喜博氏との出会いから、津久志小学校での校長修行の日々、生徒たちとの日常などを、校長としての胸の内とともに書き綴る。学校改革に必要な情報・技術もふんだんに盛り込まれているため、読み物としてはもちろんのこと手引書としての要素も具えた一冊。
学校運営の裏側で繰り広げられる奮闘劇に、未来の教育現場の光を感じる!!

【著者プロフィール】
山内 宜治(やまうち・のりはる)
 広島市南区出身。昭和13年(1938年)5月生まれ。四人兄弟の長男。小学校1年生の時に丹那町の自宅で被爆する。広島大学教育学部附属東雲中学校、広島県立広島皆実高等学校を卒業の後、昭和34年同志社大学文学部に入学、国文学を専攻する。学生時代は中学校から始めたバスケットボールに熱中して過ごす。
 昭和38年、大阪府豊能郡能勢町立東中学校を出発として教職に就く。ここで斎藤喜博先生と出会ったことで後に大田小学校と出会うこととなり、以後、サークル活動をするなど授業の道を志す。更に三原市立第五中学校、尾道南高等学校、県立本郷工業高等学校、世羅町立世羅中学校などに勤務。広島県中学校駅伝大会で三原五中を優勝に導いたり、世羅中ではバスケット部が地区大会で男女ともに9年連続優勝、県大会でも優勝して中国大会に出場するなど、スポーツの面でも活躍する。そして、平成元年に甲山町立甲山中学校教頭、平成5年6月には世羅町立津久志小学校長になり、世羅郡小・中学校校長会長などを歴任の後、平成11年、世羅町立大田小学校長を最後に36年間の教職生活を終える。
 公立学校を定年退職の後、現在は三原市にある私立の如水館中・高等学校の専任講師として勤務。

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