カワセミの子育て

(著) 春田行夫

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作品詳細

[商品について]
―この宝石は、美しく愛情あふれる魂を持っている―
別名「翡翠」とも呼ばれ、奈良・平安時代の昔から日本人に親しまれてきたカワセミ。コバルトブルーと橙で鮮やかに彩られた宝石のように美しいその姿は、都市化や自然環境の変化に晒され、次第に減少している。本書は、大阪・南河内にある石川河川敷の、現在もなお豊かな環境が残されている自然の中で、精一杯生きるカワセミのつがいとその子育ての様子を、様々な姿を捉えた写真と共に紹介した作品である。ときに不思議なその生態に頭を悩ませ、ときに雛の成長に喜びを感じながら、カワセミの家族を通して、自然の豊かさが人の心の豊かさにつながるその大切さを考えさせられる一書として、お薦めしたい内容となっている。

[出版社からのコメント]
カワセミというと緑豊かな渓谷の中に棲む鳥というイメージがありますが、それはそれだけ私たちが自然から離れてしまったということを意味しているのかも知れません。心の豊かさが求められる時代に、本当に必要とされているものを、ぜひ本書の中に見つけていただければ嬉しく思います。

【著者プロフィール】
春田行夫(はるた・いくお)

1939年 種子島に生まれる
1963年 関西学院大学卒業
高校教員となる(2000年定年退職)

写真歴
高校時代写真部を立ち上げ、写真を勉強
個展・グループ展多数

賞歴
JPS展銀賞(1997年)その他多数
「種子島海道」「セッカの子育て日記」など出版
その他、週刊誌・機関誌紙に写真提供

所属
日本自然科学写真協会員

ホームページ
http://www.eonet.ne.jp/~haruta-hp/

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