モズの子育て

(著) 春田行夫

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作品詳細

[商品について]
―身を削りながら命を育む親鳥の苦労は、雛の巣立ちによって報われる―
百種類の声で喋るところから百舌とも書かれるモズは、都市部の公園や農耕地、河原、草地など日本全国で見られる身近な鳥で、バッタやトカゲから小鳥まで様々な獲物を捕らえることから小さな猛禽とも呼ばれ、秋から冬にかけて木の枝に獲物を突きさす「モズのはやにえ」でも知られている。本書は、大阪南河内の石川河川敷を舞台に、そのモズの子育ての様子を、つがいの成立から産卵、巣立ちまで一か月あまりにわたって追った成長の記録である。河川敷の林の中で人知れず営まれる小さな野鳥たちの物語を、美しい写真と共にお楽しみいただきたい。

[出版社からのコメント]
弱肉強食などと表現される自然の世界、そこには厳しい現実とともに力の限り生きる生命の輝きがあるように思います。本書の中にある小さな生き物たちの真摯な営みが、生きることの厳しさを感じる今の時代の中で、多くの方の心の恵みとなれば嬉しく思います。

【著者プロフィール】
春田 行夫(はるた・いくお)
1939年 種子島に生まれる
1963年 関西学院大学卒業
高校教員となる(2000年定年退職)

写真歴
高校時代写真部を立ち上げ、写真を勉強
個展・グループ展多数

賞歴
JPS展銀賞(1997年)その他多数
『種子島海道』『セッカの子育て日記』
『イカルチドリの子育て』など出版
その他、週刊誌・機関誌紙に写真提供

所属
日本自然科学写真協会員
ホームページ
htttp://www.eonet.ne.jp/̃haruta-hp/

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